貯蓄と投資の違い
Jun
10
一般的には、「貯蓄」とはお金を蓄えることで、銀行への預金が代表的なものです。
一方、「投資」とは、利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこのこれに該当します。
銀行などに預けている普通預金は、基本的には自由に引き出せるお金ですから、日常生活を送るためにすぐに必要となるお金は、こうした自由に引き出すことのできる、すなわち、流動性が高い「貯蓄」の形で持っておく必要があります。
これに対し、教育や老後資金などは、今すぐに必要はないが、将来のために増やしていきたいお金ですから、これらは、株式や投資信託などの「投資」の形で、長い期間をかけて少しずつ増やしていくことになります。
「投資」の形で持って資産をお金として引き出して使うためには、この資産を売却して現金に換えるなど、一定の手順を踏む必要があるため、流動性は低くなります。
また、値上がりや利益の分配などによって、預貯金よりも多くの利益を得られる可能性が高いことから、ある程度、先を見越した備えのために活用することができます。
資産運用と家計管理との関係