アトピー性皮膚炎やアレルギー性喘息などの症状を持つ人の内、約8割がダニアレルゲンに対して陽性です。このため、赤ちゃんや、小さな子供がいる家庭では特に注意が必要です。
アレルゲンの原因となるのは、ダニやその死骸やフンです。
ダニが増殖すると、布団にいるダニは3億匹に及ぶだけでなく、ダニはたくさんのフンをするため、ダニが増えるほどフンも大量に発生してしまいます。
このため、ダニが大量に繁殖してしまう前に、定期的に駆除することでダニによる被害を軽減することができます。
しかし、ここで注意が必要なのは、団地などでよく見かける布団の天日干しや布団叩きです。
いくら布団を天日干ししてもあまり効果がありません。ダニは50℃の熱を30分間あてることで死滅しますが、天日干し程度では、表面のダニが温度の低い布団の中のほうに潜り込んでしまうだけです。
また、布団叩きをすると、それでなくても小さいダニ、死骸、フンがさらに細かくなってしまい、これらが布団の表面に浮き上がってきます。この死骸やフンを吸い込んでしまうと、アレルギーをさらに悪化させかねません。
布団ダニの増殖を予防する方法
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