主に犬の主食になるドッグフード(総合栄養食)は、ドライタイプ、ウエットタイプ、セミモイストタイプ・ソフトドライタイプと分けられています。
■ドライタイプ
水分量が10%程度もしくはそれ以下のものを指します。
これは栄養価が高いことに加えて、開封後も水分を多く含んでいないので、容器に脱酸素剤を入れることで長期保存も可能です。
またカリカリとした食感のため、歯に付着しにくく歯石が付きにくいのが特徴です。
ただ、水分が少ないので新鮮なお水をたっぷりと与える必要があります。
匂いもさほどないので、好き嫌いが他に比べて少ないです。
■セミウエットタイプ
水分を含んでいる量が75%程度のフードを指します。
匂いが強く風味も良いため、殆どの犬が好む傾向にありますが、特に水分摂取量が少なめの犬には、最適です。
また、缶詰やアルミパウチに入っており、開封しなければ長期保存可能ですが、開封後はできるだけ早く消費する必要があります。
ドライタイプに比べ匂いがきつく、歯石も付きやすい傾向があります。
また、1食分の単価も他のものに比べ割高です。
■セミモイストタイプ・ソフトドライタイプ
セミモイストタイプは、水分を含んでいる量がおよそ、23%~25%程度のものを指し、ソフトドライタイプは、ドライタイプとウエットタイプの中間に当たるフードです。
ドライフードをメインにして、食欲がない・何か特別な時などに、ウエットタイプを与えることをお勧めします。
ウエットタイプばかり食べさせているとそれに慣れてしまうので、ドライタイプに変えた際に食べなくなることがあります。
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