主任ケアマネージャーの仕事や役割
Feb
14
主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)は、ケアマネージャーより一段上の資格で、ケアマネージャーのエキスパートで、現場においては、ケアマネージャーヘの助言や指示を与えるチームのリーダー的存在です。
資格をとるには、一定の実務経験や研修受講の条件を満たしたのち、主任介護支援専門員研修を受講する必要があり、福祉資格の中ではかなり難しい資格となります。
このため、就職のみならず、転職にも有利な資格で、高齢化社会が益々進む中で、介護資格の中でも非常に高い将来性があり、実務経験と知識、技術を合わせ持つ証明となる資格です。
研修の実施方法は、地域によっても異なりますが、1週間程度の期間を空けながら座学と演習など約10日間実施されます。
主任ケアマネージャーの仕事は、適切なケアマネジメントを判断・提供し、医療サービスとの調整など、ケアマネジメント業務の十分な知識と技術・経験が求められます。
その他、新人ケアマネージャーの育成、ケアプラン作成時のケアマネージャーへの支援や相談、あるいは、交流会を開いてスキルアップを促すなど、まさに地域のケアマネジャーのまとめ役としての活躍が期待されます。
特に、地域包括支援センターには主任ケアマネージャーかそれに準ずる人、また、特定事業所加算を取得する事業所には主任ケアマネージャーを配置する事が義務づけられています。
この他、居宅介護支援事業所、地域包括センター、特別養護老人ホームなどの介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設など、資格を持っているだけで様々な場所で活躍することが出来ます。