3色食品群とは
Jun
30
栄養バランスのとれた食事をすることが健康に良いとは分かっていても、では、具体的にどんなものを食べればよいのかとなると迷いますよね。
それを解決するための一つの方法は、食品の色をグループ分けし、それぞれグループからまんべんなく食べる事により、1日に必要な栄養がバランス良く簡単に摂れるのです。それが、「3色食品群」で、赤・黄・緑の3つの群があります。
赤い食品は魚、肉、豆類、卵、乳類、海苔、わかめ、小魚などです。
これらには、たんぱく質やミネラルが多く含まれており、血液や体の筋肉、歯や骨などを作る働きをします。
黄い食品は、パンやご飯などの穀類、砂糖、油、芋類、ドレッシング、マーガリン、マヨネーズなどです。
炭水化物や脂肪を含み、体を動かしたり頭で考えたり、力や体温になるためのエネルギー源となります。
緑の食品は、緑色野菜(ほうれん草、かぼちゃ、にんじん、トマト)、淡色野菜(キャベツ、玉ねぎ、きうり)、果物、きのこなどで、ビタミンやミネラルを含み、体の調子を整え、たんぱく質や炭水化物・脂肪の代謝に必要です。
1日3回、毎食、各色から2種類以上ずつ選んで食べれば、栄養素のバランスがとれた食事になります。
おかずの品目を多めにすると、栄養バランスが良くなるだけでなく、少ない量の食事でも品数が多いと、満足度が高くなり、食事をしたという実感が伴うため、食べる量が多くなるのを防ぐことにも繋がります。