普通の食事と甘い物は別腹といって、食後に甘いデサードを食べる人は要注意です。
また、疲れた時には、甘い物を食べると疲れがとれると言いますが、それは、一時的なもので、長期的にみると、糖分は逆に疲れやすい体にします。
また、砂糖には依存性があるため、毎日食べていると食べないと気が済まなくなっていきます。
特に、白砂糖は体に悪影響を与えます。糖分を摂取すると血糖値が上がります。
そして、血糖値を下げるためにすい臓はインシュリンを分泌します。
砂糖を摂りすぎると、インシュリンが過剰に分泌され、血糖値は下がりすぎて低血糖になります。
低血糖になると免疫力の低下、肌荒れ、イライラ、めまい、腸の働きが悪くなるなどの症状が起こります。
また、砂糖は、体内のカルシウムやビタミンB1を吸収して消化するため、虫歯や骨粗しょう症、疲労感、頭痛、不眠、記憶力の低下などをもたらします。
精製度が高くなると糖分の吸収力が高くなります。最も精製度が高いのが白砂糖で、低いのが、未精製の砂糖である黒砂糖、米飴、かんしょ糖(きび糖)、てんさい糖、やし糖などです。
また、未精製の砂糖はミネラルの割合が高く少量で満足しますし、血糖値の上昇も緩やかです。
これに対して、白砂糖は栄養が満たされないため、脳はもっと食べたいと要求し、これが、甘いものの食べ過ぎにつながり悪循環が起こります。
このため、白砂糖は努めて摂取しないように心がけましょう。料理に使うのであれば、白くない砂糖を使いましょう。