スーパーなどで販売している野菜は、1種類につき1箇所、多くて2〜3箇所の産地のものが並べられています。
しかし、これでは産地がかなり限定的になってしまいます。特に、原発事故の発生以降は、放射能の問題を無視することはできません。
放射能検査はかなり厳しく行われており、基準値よりも低い野菜が出回ることが多いですが、それでも、放射能検査を行っていないケースも中にはあるようです。
このため、できれば産地も自分で選びたいという方が増えております。
家族の健康を考えた時、美味しいこともさることながら、放射能数値から産地を選びたくなるのは当然のことと言えるでしょう。
しかし、スーパーなどでは、産地がかなり限定されてきてしまうため、産地を選ぶことが難しく、また野菜宅配サービスでも、契約農家から野菜を届けることになるため、産地を選ぶことは難しいのが現状のようです。
放射能などの問題もあるため、産地にはこだわりたいのは理解できますが、原発がない地域の野菜だからといって、完全に安全だとは言いきれません。
放射能の数値が低いのにこしたことはありませんし、検査を行っているところは、信頼できると言えるでしょう。
すなわち、産地を選ぶよりも、その宅配サービス業者が、放射能を含め安全に関わる検査を定期的に行っているか、安全性を向上させるためのサービスにしっかりと取り組んでいるかをチェックすることの方が大切でしよう。