人間出るべきものが出ないというのは、身体はもちろん、肌にとってもマイナスです。
便秘が続くと吹き出物やニキビができたり、肌荒れやくすみをおこしやすいものです。
なによりも、イライラして精神的にも良くありません。
便秘で悩んでいるのは圧倒的に女性なんですね。
特に、20~30代の女性の約半数が「自分は便秘」と自覚しているとか。
また、慢性的な便秘に悩んでいる人も少なくないそうです。
女性に便秘か多いのは、女性ホルモンが密接にかかわっているからなのです。
女性ホルモンのバランスが崩れる⇒自律神経のはたらきが悪くなる⇒腸のはたらきが悪くな⇒便通が悪くなる⇒黄体ホルモンが、腸の水分吸収を促進する⇒腸内が水分不足になる⇒便通が悪くなる。といった悪循環です。
このように、腹の中に出るべきはずの便をいつまでも溜めておくと、、腸の中に有害物質が発生して、腸の中で便の腐敗が進み、ガスなどの有害物質が発生します。
これを腸がを吸収してしまいます。
そうすると、血液と一緒に全身へ行き渡り、身体の基礎代謝や免疫力を低下させ、その結果、肌のターンオーバーも刺激への抵抗力もダウンしてしまうのです。
そんな便秘のカギとなるのが「腸内年齢」です。
腸を若々しく保つためには、お腹の中にどれだけ善玉菌をキープできるかということなのです。
この善玉菌は、腸内を酸性に保ち、ウィルスや病原菌の活動を抑え、食べ物のカスを体外へ排出してくれるはたらきがあります。
善玉菌が住みやすい腸は元気いっぱいで活発に動きます。
そうすると、必要な栄養吸収はもちろん、体内のバリア機能が高まり、いきいきとした肌にもつながります。
肌はとても正直です。肌のことを大切に考えるなら、お腹の中の環境にも目を向けましょう。