動画ファイルの仕組み
Sep
18
動画とは、静止画に対して動いている画像のことを言います。
そして、動画ファイルとは、一般的な文字情報ファイルや画像ファイルとは異なるファイルです。
例えば拡張子が.txtのファイルはメモ帳で開くことができますし、拡張子が.docのファイルはMicrosoftのOffice Wordで開くことができます。
このように、パソコン上では、「ファイルの拡張子」=「再生(閲覧)・編集が出来るソフトウェアを表す印」という図式が成り立ちますが、動画ファイルではこの図式が成立たない場合があるのです。
すなわち、動画ファイルは、基本的に「映像データ」と「音声データ」という二種類のデータが組み合わされており、同時に再生されることで「正常な動画」として見ることができます。
映像は見ることが出来るが、音だけが流れて画面が真っ黒という事態が生じるのは、この仕組みのためです。
動画ファイルをGOM Playerなどのソフトウェアで再生すると、映像に加えて同時に音声も再生されますが、動画ファイルを再生する場合、再生するソフトウェアが動画ファイルの【拡張子】を絶対的な基準に「再生できるか、できないか」を判断しているわけではありません。
動画における【拡張子】は、「映像部分を再生できるか」「音声部分を再生できるか」という二つの判断を行う上のおおまかな基準になっています。
この点が一般的な文書ファイルや、静止画の画像ファイルと動画ファイルが大きく異なる部分です。