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  • 2012年2月 年次総会報告- 2012年活動方針

2012年2月 年次総会報告- 2012年活動方針

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2012年活動方針


初めに-総論


商工会会長  近藤 敏行 Toray Composites (America), Inc.



 約2年間商工会の会長を勤められた鈴木前会長の後を引き継ぎ、2012年度の会長を勤めることとなりました。従来からの商工会活動を継続しつつ、各部会長、理事の方、及び事務局と良くご相談しながら、50有余年の歴史をもつシアトル商工会に、新たな息吹きを与え活性化を図っていきたいと考えています。

 具体的には、以下に挙げましたような、従来からの商工会の基本的な活動については、しっかりと継続していきます。

 ①シアトル日本語補習学校へのさまざまな支援、及び運営への関与(教育部会)、
 ②日米協会との各種合同イベント(交流部会)、
 ③桜祭り、秋祭りへの参加(交流部会)、
 ④恒例行事の運営;マリナーズ観戦、総領事杯ゴルフ大会、新年会(経済文化部会)
 
 最近のシアトル商工会の加盟企業数、及び会員数の状況を見ますと、年々減少しています。この傾向に歯止めを掛けるための一つの手段として、会費規定の改訂を行うことを、2011年から検討して参りました。2012年はそれを具体的に進めると共に、さらに魅力有る商工会とするような活動、仕掛けを推進していきたいと考えています。


 特に、ご家族の方も含めた会員の皆様へのサポート、会員相互のネットワーク作りの促進が、会員の皆様に取って魅力有る商工会の姿では無いかと考えており、具体的には、商工会HPの活用、商工会名簿の充実、セミナーの開催、ボランティア活動などを通じて、会員の皆様に資する商工会を目指して行きたいと考えます。

 商工会活動に関する皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

以 上



教育部会


部会長   安藤 威 Nippon Express USA, Inc.



 昨年、40周年を迎えました現在、幼・小・中・高を合わせて、約640名の生徒がシアトル日本語補習学校に在籍しております。シアトル日本語補習学校では、厳選な編入学面接の他に、学年末実力テストを含む進級、進学基準の設定、また校長、教頭、事務総長、主幹、副主幹職を置いた補習学校運営組織の強化等、ここ数年来の改革の効果が顕著に現れており、週一回(土曜日)の授業にも関わらず、日本語教育としては全米でも比較的高い教育水準と安定した教育環境を維持しております。

 今年につきましても、シアトル日本語補習学校の高い教育水準と安定した教育環境を維持する為、下記項目を実施予定と致します。

1. 補習学校の充実
  ‐シアトル日本語補習学校の品質向上を目的とした教職員研修への支援
  ‐安全で安心な学校作り(警備員の配置、保護者見回り当番、非難訓練)
  ‐図書や教育機器の充実
  ‐現地学校との友好関係の維持(オープンハウスの実施)
  ‐カウンセラーの常任配置(月2回)

2. ベルビュー市教育関係者との友好関係維持
  ‐シアトル日本語補習学校主催として3名の現地学校教員の日本への派遣
   (日本文化への理解促進)
  ‐サマミッシュ高校(借用校)との友好関係維持、協力

 教育部会としましては、上記2点を重点項目に据え、明るいシアトル日本語補習学校維持の為、誠心誠意を込めて活動支援致します。

以 上



交流部会


部会長   鳥原 正 Nichirei USA LLC



 交流部会では、「地域社会への貢献および地域の諸団体との交流を通して、日米の友好関係を継続、促進すること、またシアトル日本商工会の存在意義を内外で理解して頂けるような広報活動を行う」という設立の目的に基づき、今年度も下記のような活動を行う方針です。

1. 毎月の部会開催
2. ファンドレイジングの為の商品企画、製作、販売
3. 桜祭りへの参加
4. サマーソーシャル開催(日米協会との合同バーベキュー大会)
5. 秋祭りにおける蚤の市開催
6. Day of Caring(ボランティア活動)への参加
7. ビジネスラウンドテーブルの開催(日米協会との合同イベント)
8. 商工会ホームページの維持管理
9. 日米交流、在米日系文化醸成のためのイベント、団体への寄付(桜祭り、秋祭り、ワシントン州高校生日本語弁論・寸劇コンテスト等)

 ファンドレイジングに関しましては、過去数年に亘ってTシャツを製作して販売して参りましたが、年を重ねるにつれ販売状況が思わしくなくなってきたため、昨年度は新たにフィットネスタオルオルを製作してみました。しかし、こちらも思うようには売れず、ファンドレイジングとしては何とかブレークイーブンには達しましたが、今年度については商品企画を含め再検討が必要と思っております。

 また、イベント、団体に対する寄付のうち、桜祭りに関しましては、昨年までの3年間、商工会としてブースを出展し、商工会の活動紹介、会員企業の紹介等を行いましたが、会場に来られる客層とターゲットがかみ合わず、出展の意義について昨年度の交流部会でも議論になりました。今年は桜が日本から米国に贈られてから100周年、シアトル万博開催から50周年という記念すべき年となり、参加の仕方については新規交流部会のメンバーにて再検討をしたいと考えております。

 秋祭りにおける蚤の市につきましては、交流部会の年間行事の中でも最大のイベントであり、その収益はシアトル日本補習学校へ寄付されることもあり、昨年同様、是非とも成功させたいと考えております。

 交流部会の各イベントは、いずれも参加される皆様のご協力なくしては成功できません。蚤の市への寄付品のご提供、ボランティアとしてのイベント参加等、広く皆様のご協力をお待ちしておりますので、何卒よろしくお願い致します。

以 上



#商工会

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