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活動報告ブログ

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2014年2月 年次総会報告-2013年活動報告

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初めに-総論


商工会会長 矢代 道也 Mitsui & Co., (U.S.A.) Inc.



昨年1年間、皆様がたのご支援・ご鞭撻によりシアトル日本商工会会長という重責を果たすことが出来ましたこと誠にありがたく、この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

2013年度を振り返りますに、役員・理事一同、会員の方々に「入っていてよかった」と感じて頂けるような商工会を目指して運営してまいりました。
具体的には「①会員相互の親睦、②子女教育の充実、③地域社会との交流と貢献」という3つの設立目的に沿って3部会(経済文化、教育、交流)体制のもとしっかりと遂行できたものと考えております。

1. 経済文化部会では、各種セミナーの他、新年会、マリナーズ観戦、総領事杯ゴルフ大会、ランチ・クルーズなど数々のイベントを開催し、数多くの方々にご参加頂きました。
2. 教育部会では、年々補習校の生徒数が増加する中、より良い教育環境実現のために学校運営支援を一層積極化すると共に、例年通りサマミッシュ高校教師の日本派遣を実施し、同高校との友好関係維持・強化と日本文化への理解促進を図りました。
3. 交流部会では、桜祭りや秋祭りへの参加、及び日米協会との合同イベントであるサマーソーシャルやビジネスラウンドテーブルの開催、またNikkei Community Networkとの連携など地域交流・貢献に積極的に努めました。

2013年度活動で至らなかった点及びやり残した点に関しましては反省事項として、2014年度役員・理事の方々にしっかりと引継ぎ、今後の商工会活動向上に結び付けたいと考えております。

最後になりましたが、改めて、商工会運営にご理解・ご協力頂きました皆様がたに心からお礼を申し上げますと共に、引続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

以 上




教育部会

部会長 坂井 一臣 Sojitz Corporation of America


シアトル日本語補習学校は2016年には創立45周年を迎える予定です。この一年教育部会はシアトル日本語補習学校運営委員会を組織し、歴史ある当校の運営に従事して参りましたが、会員皆様のご支援とご協力に厚く御礼申し上げます。

1.シアトル日本語補習学校状況について
現在、幼・小・中・高を合わせて、660名を超える園児・児童・生徒が在籍しており、全米でも高い評価を戴いている質の高い教育活動が維持されております。 ここ数年の児童生徒の増加傾向を分析してみますと下記の図の通り、2009年から2013年までの(いずれも4月1日末日の在籍数)間で20%の園児・児童生徒(以下児童生徒)数の伸びが認められます。幼稚園・小学部のみならず、現地校との学習・課外活動との両立がだんだんと難しくなるといわれている上級学年においても在籍数が伸びを示しており、シアトル日本語補習学校の大きなミッションである本邦帰国後の継続的学習へ対応できる学力の維持へのニーズを実感する次第であります。 この意味におきましても、2013年度は昨年に引き続き、当シアトル日本商工会の活動方針に沿いまして、シアトル日本語補習学校の高い教育水準と安定した教育環境維持に注力するとともに、補習学校教職員各位の要請に応じ、保護者の皆様への学校運営における説明責任を果たすべく活動・対応してまいりました。これひとえに会員の皆様方のご理解ご支援に教育部会理事一同、改めて感謝を申し上げます。

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2.学校運営・予算管理
①運営管理
通常の学校運営事項につきましては、月例の補習学校学校運営委員会において学校長よりの校内運営報告に基づき正常な学校運営の状況を確認し、都度シアトル日本商工会常任理事会への報告実施。(部会長・副部会長が常任委員として出席)
②予算執行管理 
予算執行管理につきましては月次で予算執行・実績見通しに関する報告を学校事務総長より受け補習学校運営委員会において審議の上、疑問点ならびに報告内容に誤謬なきよう確認作業を行い、四半期ごとに当会会計監事のチェックを実施し学校運営委員長である教育部会長がこれを報告を受けている。尚、予算決算については商工会常任理事会にてこれを報告し承認を受けております。

3.サマミッシュ高校改築工事開始~工事期間中の対策~
日本語補習学校が開設されておりますベルビュー市サマミッシュ高校は、校舎の改築工事が昨年秋よりスタートいたしました。現在校舎敷地内は旧校舎取り壊し・資材管理等の影響から敷地内の駐車場の使用に大きな制限を設けており、これにともない、児童生徒の登下校時の送迎におきましては、周辺地域交通への影響を最小限とすべく、警備員配置計画を始め学校教職員並びにPTAの皆々様の多大なるご協力を得てましてほぼ従前通りのスムーズな登下校時の対応を実現するに至っており、関係各位のご尽力とご協力にこの場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。尚、一昨年2012年12月、年末に起きましたコネチカット州にニュータウンおけるサンディフィック小学校銃乱射事件の記憶も覚めやらぬまま一年の時間がたちましたが、上述の地域交通へ影響対策とあわせ、学校の安全管理につきましては次年度以降も状況に応じ対応を検討してまいります。

4.ベルビュー市教育関係者日本派遣事業実施

商工会ではシアトル日本語補習学校を通じ日本文化ならびに日本の教育現場の実情への理解促進を目的として、毎年現地学校教職員のの日本への派遣するプログラムを実施しており、今年は25周年目を迎えることができました。今年も生物化学科、数学科、音楽科の3名のベルビュー市教員の先生方が神戸市立葺合高等学校、八尾市立志紀小学校、曙川南中学校において、日本の児童生徒ならびに教職員の皆様との交流を深め、日本における学校教育の実情と日本文化を体験し日米交流に大きく貢献されました。 本プログラムは現在日本語補習学校の設置にご協力・配慮を戴いているベルビュー市教育当局各位からも高い評価を戴いております。

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以上、シアトル日本商工会教育部会はシアトル日本語補習学校運営母体としての責任を念頭に、明るいシアトル日本語補習学校運営維持の為に、引き続き、誠心誠意を込めて活動を支援してまいります。皆様のご支援ご協力を併せてお願い申し上げる次第です。

以 上


交流部会

部会長 川添 眞一郎 Mitsubishi International Corp



活動方針 
1)地域への日本商工会としての貢献と商工会プレゼンスを示す為の活動
2)地域諸団体との交流促進イベント開催
3)シアトル日本商工会としての広報活動

活動報告
1)桜祭り(4/27-28 、シアトルセンター)
米国北西部での最大の日系文化イベントであり、2013年度は会場への延べ入場者数 3万人、延べボランティア数 1千人の規模で開催。商工会としては、商工会そのものの紹介と会員企業の案内資料の配布を主眼にブースを設置し、交流部会理事が交代で2日間対応。来場者の興味を引くためにダーツを設置して、会員企業から提供頂いたGive Awayを景品として渡しながら、商工会の説明を実施。
当初予想していたより多くの方がブースに来場してくれ、商工会や会員個別企業に関する質問などを受けたことから、商工会の存在を知ってもらうよい機会になったと総括。次年度の課題としては、商工会説明用のパンフレット(日英両方)の整備と、会員からの提供景品の充実、来場者へのアンケートの実施などがあげられる。
桜祭り協賛金として商工会からは1700ドルの寄付を行い、桜祭りの運営そのものにも貢献してきており、このレベルの寄付を継続することは必要ではないかと思料。(2011年の寄付額2700ドルから2012年に1700ドルに減額した経緯あり。)

2)サマーソーシャル(7/20、ニューポートヨットクラブ)
恒例のワシントン州日米協会との共同交流イベントとして150名を超える過去最高の参加者を得て、好評に開催することができた。提供された料理や子供向けの企画は好評。会場が参加者に対して手狭であったことなどもあり、導線の改善も含め、参加人数を考慮した場合の会場選びや屋外スペースの活用など次年度の検討課題となる。また、両組織会員の交流ということを考えた場合、座席配置などの面で工夫をして、さらなる交流イベントとしての質の向上が望まれる。

3)秋祭り蚤の市(9/7-8 、ベルビューコミュニティーカレッジ)
交流部会理事と事務局、数多くボランティアの参加を得て、成功裡に開催することが出来た。9/7はオープン前から会場前に長い行列ができ、秋祭りの目玉イベントとしてすっかり定着した感あり。収益余剰金は4900ドルであり、この全額を日本語補習校へ寄付することが出来、当初予算の4000ドルを上回る貢献ができたことは大きな成果。今後の課題としては、秋祭り事務局から提供受けるラッフルチケットの販売方法、提供寄付品の回収や当日ボランティアでの補習校PTAとの連携などがあげられるが、商工会の唯一のファンドレイジングイベントとして今後も盛り立てていきたい。

4)Day of Care (9/20 、Seattle Public Library周辺の清掃)
United Way 主催の地域ボランティア活動に交流部会理事を中心に参加。シアトル市内にあるSeattle Public Libraryの周辺清掃を半日かけて実施。図書館司書の方から図書館の施設や歴史、地域とのつながりなどの説明も頂いた。

5)ビジネスラウンドテーブル(10/18、ベルビューシティーホール)
ワシントン州日米協会との合同イベントとしてJapan Update Business Opportunities for 2014 and Beyondというテーマで講演とパネル討議を実施し、
その後参加者全員によるレセプションでの交流会を実施。150名を超えるイベントへの登録を得て、国際的に活躍している講師(浜田内閣官房参与、マーシー元米通商代表部)やパネリスト(マイクロソフト、スターバックス、アキュセラ)の登壇により、幅広い議論や質疑応答が行われた。本年は笹川平和財団のグラントを得ての開催となったが、次年度は同様のグラントは使えないことから、開催テーマやイベントの建付けなどを工夫していく必要あるが、時節を得た内容で幅広い層の参加者が一同に会し、議論を交わす貴重な場にもなっているので、次年度も継続発展的な形で企画していくべき。

6)地元団体への寄付と交流活動
Seattle Cherry Blossom Committee (桜祭り) 寄付額:$1700
Eastside Nihon MatsuriAssociation (秋祭り) 寄付額:$2500

Hyogo Business –Cultural Center (高校生日本語弁論、寸劇コンテスト):寄付額 $1300
*外国語として日本語を学ぶ高校生を対象にした日本語コンテスト、商工会からは当日の審査委員としても企画に参加。
Great Seattle Japanese Queen Committee(日系クイーンコンテスト):寄付額$ 300
*日系関連の年間行事に花を添える存在として、また州外のイベントにもワシントン州の日系社会の親善大使として活動するクーインを選ぶ企画で、長い歴史を持つ。クイーンへの奨学金という形で商工会からの上記寄付額をコンテスト会場にて寄贈。
Nikkei Community Network (マリナーズ岩隈選手歓迎会):寄付$ 100
*シアトル近郊で活動を行う日系関連団体(25団体程度)が加盟する連絡会で、定期情報交換会を2か月に一度開催。こうした地域日系社会でのイベントなどの企画も行い、本年はこれ以外に太田前総領事の送別会や大村総領事歓迎会も実施。
合計: $ 5900

7)商工会の広報活動
シアトル日本商工会として情報発信を行う場としてホームページを開設しており、内容の更新を事務局中心に行ってきている。会員交流の場として会員ブログも設定されているが、使い勝手も問題もあり積極的に活用されていない現状。
交流部会として、現在あるプラットフォームを使って情報発信の活性化や会員相互の交流活発化が図れないかの検討を重ねたが、現在のプラットフォームの改良を費用をかけて行うべきなのか、あるいはSNSとして普及しているプラットフォーム機能を取り入れていくべきかのPros & Consの整理が必要との本年度部会の判断。次年度の課題として、常任委員会レベルで商工会機能のとしてどこまでの費用とリソースをかけてプラットフォームを充実させるべきの判断できる材料を交流部会として準備することがあげられる。



以 上


経済・文化部会


経済・文化部会長 辻 宣一
JAMCO America, Inc.



2013年度 経済文化部会は、部会の基本方針、(a. 会員相互の親睦・交流・ネットワーク作りの促進、b. お互いが気軽に情報を交換し相互扶助できるような「場」の設定) にのっとり活動してまいりました。主に次の3つの分野での活動です。
1. 商工会の恒例行事 (マリナーズ観戦、総領事杯ゴルフ大会、新年会)- 恒例行事を通して、商工会会員間の和と一致を促進し、共同体としての商工会の基盤強化を図る。
2. 各界専門家による、安全・快適に暮らせるためにすぐに役立つセミナーや国際社会の動きを知るためのカルチャーセミナーの開催 - セミナーを通して、生活に役立つ情報、文化や教養を深める情報を提供し、商工会個々の会員の益を図る
3. 家族で楽しめるイベントの企画と実施 - 子供も楽しめるイベントを通して、商工会会員の家族同士の交友を深め、「楽しい商工会、みんなのための商工会」という意識を持ってもらうように努める。

この1年で11回のイベントを行なってきました。
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簡単に振り返りますと、 商工会の恒例行事である新年会(1月)、ポートランド商工会との合同でのマリナーズ観戦(6月)、そして総領事杯ゴルフトーナメント(8月)、いずれも多くの方々にご参加頂き盛況となりました。特に新年会は、新たな試みとして、例年のGlendale Golf Clubから場所をBellevue Hiltonに移しての新年会を企画しました。新たな会場に伴うテーブルや料理の配置、メニューのなどの調整は、ゼロからのスタートのため、かなりの苦労がありましたが、参加者は一昨年の185名から昨年は230名以上となり、大盛況となりました。ちなみに先日行なわれた今年の新年会では、250名を超える参加がありました。これらの恒例行事に多くの方々のご参加をいただき、会員の方々には商工会会員としての意識を高めていただけたと感じています。
セミナーは6回開催されました。4月・5月の新たに着任される方の多い時期には、シアトルでの生活に役立つテーマを取り上げ、4月には総領事館にご協力いただいて「安全・安心に生活するために」セミナー、また5月には、特にシアトルに移動したために社会とのつながりが希薄になってしまう奥様方のために「女性は家庭の太陽!海外生活でも輝き続ける秘訣」、「将来設計にゆとりを!ここから学ぼう、投資の話」というテーマで、セミナーを実施しました。
9月・10月・12月はビジネスに関わるテーマで行ないました。9月には、ボーイング工場ツアーと「世界の空港と航空業界」というセミナー、10月はJETROとの共催で「最新の世界貿易・投資の見取り図と日本企業のビジネス展開」、また12月は「米国経済」テーマに取り上げ、「正常化への節目を迎えつつある米国経済~危機収束後の姿を見極める局面に~」「金融マーケットの動向 ~どうなる? 2014年の米国金利・為替~」を開催しました。さらに11月には、健康のためのセミナー、初めての試みとして体験型セミナーをゴルフの宮里愛プロの専属トレーナーを講師に迎えて「セルフケアのできる体を作ろう」というテーマで開催しました。それぞれのセミナーでは、 会員の皆様の関心のある話題が分りやすく話され、参加者の皆様も熱心に耳を傾けられていました。
家族で楽しめるイベントとしては、シアトルの夏の最高の時期にフィッシングツアー(7月)、アルゴシーランチクルーズ(8月)、ボーイングツアー(9月)が行なわれました。子供連れのご家族の方々が多く参加され、いっしょに楽しく一日を過ごされました。    
 この一年、わたしたちは「自分たちも楽しめるイベントを行なおう」ということで活動してきました。1年で11回ものイベントを行なえたのも、本部会理事自らが、一緒になって本当に楽しみながら行なってきた証拠と考えております。また、各イベントにご参加くださいました会員の皆様、セミナーの講師を快く引き受けてくださった皆様方のご協力、さらに総領事館、JETROおよび他の企業やNPOの方々のご支援なしには、達成し得なかったものと考えております。この場をお借りして、ご協力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。引き続き、2014年度以降もご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

以 上


監査報告書



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2013年度会計報告・2014年度予算


JBA


以上

#商工会

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