東北大学とワシントン大学とでアカデミックオープンスペース (AOS) を開設することになり、その調印式(4/14)に先だって、東北大学航空宇宙工学専攻の岡部朋永教授による、当商工会への説明会 (4/11) を開催しました。 当日の岡部教授のプレゼンを掲載いたしますので、ご参考に願います。商工活動強化の一環と捉え、今回はまずAOSの考えにつき説明を受け、シアトル進出日本企業としてどのように活用できるのかを考える最初の機会として設定しました。 AOSの狙いや考え方についての岡部先生のご説明のポイントは下記のとおりです。 1.東北大学の狙いは、産業集積地であるシアトルに拠点を形成することで、全米へのゲートウエイとすること。 2.一方、ワシントン大学は東北大学との連携を通じてシアトル地域に進出している日本企業のR&Dの一翼を担うことが目的。 3.オープンスペースと名付けた理由は単に大学ー企業間の連携だけでなく、この仕組みを通じて企業―企業、大学-政府など様々な連携のケミストリーを生み出すことにある。 4.シアトルにR&D組織をもつ日本企業だけでなく、R&D組織を持たないが技術課題をもつ企業の方々にも積極的に参加していただき、自由で闊達な議論あるいは大学研究者とのマッチングを気軽に行える活気あふれる取り組みとしたい。 より詳しくは下記ウェブサイトをご参照ください。 http://www.washington.edu/news/2017/04/14/uw-tohoku-university-establish-academic-open-space-partnership-for-innovations-in-aerospace-clean-energy-disaster-preparedness/ http://www.dailyuw.com/news/article_0575cbae-2575-11e7-a2c1-2bb88603d249.html https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/05/news20170508-01.html → アカデミック・オープン・スペース資料はこちら シアトル日本商工会(春秋会)常任委員 小田切信之