2019年3月5日(火)、ワシントン州スポケーン市の武庫川女子大学キャンパスで行われた毎年恒例の雛祭りを訪問しました。 武庫川女子大スポケーン・キャンパスの雛祭りは今年で30年近く続く伝統ある行事です。90年以上前に当時の日米外交の一環として、日本から寄贈された日本人形のうち、現存する大変貴重な「ミス徳島」が中心に展示され、イベントは開催されました(ミス徳島については、山田総領事のブログに詳しく紹介されています)。 学生による「嬉しい雛祭り」の合唱に始まり、大学代表の中原副学長による挨拶、石川領事による祝辞と続き、その後学生による「さくら」の琴演奏が行われました。さらに地元小学校生徒による合唱と続きます。小学生が日本語で歌う姿はとても微笑ましい光景でした。 その後、大学関係者による近隣住民及び小学生に対するホームステイプログラムの紹介がありました。このホームステイプログラムも30年近く続く武庫川女子大学と地域住民の交流の一環であり、この大学関係者自身が幼少期に自宅で武庫川女子大学の学生をホームステイで受け入れたことをきっかけで、日本に興味を持ち始め、2年間日本で生活するという経験をしたうえで、現在では大学運営スタッフの一人として、このホームステイプログラムを運営メンバーとして草の根的な日米交流活動を続けている姿に、とても感銘を受けました。私自身も商工会活動を通じて微力ながら日米交流のお手伝いができればと感じました。最後は学生によるソーラン節で、雛祭りは大いに盛り上がりながらの閉会となりました。 久野嘉一 鈴木拓也 交流部会 理事 updated 03/07/2019