岩手県・花巻市出身の宮沢賢治「雨ニモマケズ」
雨にもまけず、風にもまけず
雪にも夏の熱さにもまけぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく 決していからず
いつもしずかにわらっている
一日に玄米四合と
みそと少しのやさいをたべ
あらゆることを
じぶんを感情にいれずに
よく見聞きし わかり
そしてわすれず
野原の松の林の陰の
小さなかやぶきの小屋に居て
東に病気の子供あれば
いってかんびょうしてやり
西につかれた母あれば
いってその稲の束をおい
南に死にそうな人あれば
いってこわがらなくてもいいと言い
北にけんかや訴訟あれば
つまらないからやめろといい
ひとりのときは涙を流し
さむさのなつはおろおろ歩き
みんなにでくのぼうとよばれ
ほめられもせず
くにされもせず
そういう者に
わたしはなりたい
避難されている方々 どうかどうか乗り越えて下さい。
原発に携わっている方々すべてに 敬意を表します。
この国難を乗り越えられる日本だと信じて祈ります。
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Posted at 2011-03-16 15:30
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Posted at 2011-03-17 05:35
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Posted at 2011-03-16 17:17
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Posted at 2011-03-17 05:40
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