以前からappleが開発中と言われていて、先日samsunが市販品を出した「腕時計型スマホ」(通称iWatch)だが、どーも、違うんじゃね、と昔から思っている。
カリキュレータ内蔵の腕時計とか、携帯連動型の腕時計とか、それこそ無理くりBASICが動く腕時計とか、昔から色々あるが、どうもすべて勘違いしているような気がして仕方ない。
あんな、小さな画面で何をしようというのか?老眼の私でなくてもムリムリ。
勝手な想像だが、この手の開発者は皆、腕時計に相手の顔が映って、話が出来るTV電話、そう60年代から綿々と提示されてきた「あのギミック」の虜になっているんじゃないかと思う。かく言う私もウルトラ警備隊の時計が欲しくて仕方が無かった。(科特隊の頃は、まだ胸のバッジによる音声通信のみだったからね)
今でいえば、単なるFacetimeだ。問題は、これを「時計」にしてしまう事にある。現代では、ウルトラ警備隊装備品を遥かに超えて、同じ筐体でメールも取れれば、アプリも動く。
どーも、「時計」にするのが変なのだ。
例えば、iPhoneでもAndroid系でも何でも良いので、究極に薄く作った筐体に最近出始めた湾曲液晶の有機ELでも組み合わせて「腕輪」にすれば、大変使いやすいガジェットが出来上がると思う。
イメージとしては写真の「プレデターのリストコンピュータ」。これは兵装なので、(おそらく)防塵防水のためにシェルが付いているが、もちろん、そんなものはいらない。自分が使っているスマホが紙みたいに薄くなって手首と肘の間に「カパッ」と嵌ったら、使いやすいと思いませーん?
世の中の開発者諸兄。
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