皇居 平川門から蛤濠を望む。M.ZUIKO ED 9-18mm
さて、能書き垂れてばかりいても仕方が無いのでレビュー第二弾は実写編、という事で。
1.絵作り
E-P3に比べると、解像が高く、コントラストも高く、黒が締った分だけ全体に沈みがちなトーンの絵作り。こう書くと、良くなった事ばかりの様だが、一概にそうでもない。慣れの問題も有るのだろうが諧調が高すぎて「硬い」感じなのだ。例えて言えばモノクロの世界だがTRY-Xを号数5の月光で焼いたような絵、とでも言おうか。(全然たとえになって無くてスマン)
皇居まわりの松林と櫓の白壁を撮ったりすると、松葉が針金見たく見えて来て、「ん~ゴシック」てな絵になる。と、言ってもシャープネスを落すような設定はしないつもり。もう少し色々撮ってみる。
2.EVF
これは、思った以上に違和感がない。屋内の蛍光灯下などではフリッカーが出るんじゃないか、とか思っていたが、そんなことは無い。ただ、オールドレンズで逆光で出るハレーションやゴースト、フレアの類は、OVFで見た感じとは異なる。まぁ、無理も無いが全体的に光が被ってしまった際の彩度の低下などの表現は厳しい。
3.連写性能
航空祭にでも行かない限り使う機会は少ないが連写の機能はE-P3に比べれば大幅にアップ。通常MSFのJPEG+RAWで撮影しているが、必要十分な連写性能を出してくれる。この辺は、防塵防滴など「プロユース機」として出してきただけの事は有る。
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