ボリビアである。南米の最貧国ボリビアは、世界銀行からの融資をうける条件として、第3の大都市コチャバンバの水道事業を1999年、米国のベクテル社に委譲した。 ところが、細菌が混入するほど水質が悪化した上に料金が4倍になり、滞納者への給水は停止された。 水道を利用できない人たちには感染症が蔓延し、多数の死者が出た。