内視鏡下手術支援ロボットda Vinci(ダ・ヴィンチ)を用いた手術は、低侵襲性と精密性を両立した画期的な手術です。
医師の目となる内視鏡や、ロボットアームの先端に取り付けた指先同様の動きをする鉗子が、トロカー(内視鏡用ポート)を通じて患者さんの体内に入り、医師は画面に映し出される3D画像を見ながら、鉗子を自分の手のように動かして手術を行います。
患部の様子は立体的に捉えられ、先端の動きは大変緻密で、人間の関節に近い、細かい動きを行うことができます。
手術に合わせた専用の器具を自在に動かせるため、細い血管や神経などの縫合も容易に行えます。
つまり従来の内視鏡手術では難しかった手術も可能となります。
■私が手術した方法は、これとは異なった器械です。ロボット手術の参考にしてください。