食虫植物がちょっとしたブームになっているようです。
元々は荒野や湿地帯に多く生息し、土壌の養分を吸収することができないため、葉を変形させて小動物の養分を吸収するようになったようです。
おなじみは「ハエトリソウ」です。とじ込み式の葉のつくりになっていて、ハエが2度この内側を刺激すると葉を閉じるそうです。それはまるで生きている昆虫がハエを食べるように見えます。ジャングルや森の中で獲物を捉えるわなのようです。
そして「サラセニア」。甘い香りに誘われて筒状になっている補虫葉の上部に虫が止まると、足を滑らせて葉の底に落下するという仕組みです。それはまるで落とし穴のようです。
小さい頃からこの食虫植物の映像にはしばしば目を奪われました。そして数々の進化を遂げ、じっとしていながらも虫を捕まえてしまう知恵に関心したことを今でも強く覚えています。
ラッコ横山
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