アメリカで発生したハリケーン
【グスタフ】は、心配されていた巨大化を
免れ、被害も最初限度にとどまったようです。
アメリカを襲うハリケーンは通常、
カリブ海周辺で発生します。しかも、
加速する地球温暖化に伴って強度を
増しています。
その原因は1970年頃以降の熱帯の
海面水温の上昇と関連しています。
熱帯域の海面水温の上昇が更に進むと、
強い勢力を持つ熱帯低気圧の発生頻度が
増加すると予測されています。
日本でも、1975〜2004年と
1901〜1930年を比較すると、
日降水量100mm以上の日数は1.19倍
200mm以上の日数は1.46倍の増加と
なっています。
地球温暖化が進むと、太平洋高気圧が
北上しにくくなり、梅雨明けが遅い年が
次第に増えて、8月にずれ込む可能性が
高いとされています。
今年、東日本および東海地域を中心に
局地的に強い雨がたくさん降りました。
記録的な降水量を記録した地域があります。
講習期間中にこの大雨で帰宅の足を
奪われた生徒と先生は少なくありません。
世田谷区もそのエリアの一つです。
「備えあれば憂い無し」
ラッコ横山
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