ちょっと前に目にした新聞記事に気になるものがありました。日本の農家の人が、田んぼのあぜ道で見つけたクローバー(シロツメクサ)に21葉のものがあり、これがギネス記録に認定されたというものです。それまでのギネス記録は、やはり今回と同じ人の発見した17葉のクローバーだったのです。
私が小学生のころにはすでに“四つ葉のクローバーを見つけると幸福になれる”という『四つ葉のクローバー伝説』は流行しており、私も庭のすみにたくさん生えているクローバーの中に座り込んでそれをさがしたことがあります。しかしなかなか見つけることはできませんでした。そんなとき、土蔵の横にある金属などの燃えないゴミを捨ててある場所の周辺もたまたまさがしてみたのです。すると四つ葉どころか葉が折り重なって何枚でもついているといったものがたくさんあったのです。おぼろな記憶ですが12〜17枚のものがたくさんありました。そして、その場所は残った農薬を入れた缶が捨てられている場所でもあり、“農薬の捨てられている場所”と“幸せ”というイメージが結びつかず、こんな場所では絶対に見つからない、と勝手に思い込んでいただけに不思議に感じたことを良く覚えています。そして、この記事を読んで私と同じ体験をしたことがあるという人が、何と私の身近にいたのです。
今回のギネス記録はこの出来事とは全く関係のないことなのかも知れません。でも、クローバーの葉の数は4枚までが自然の突然変異の範囲で、それよりも多いものを見つけても伝説のように幸せにはなれないのではないでしょうか。
最近は何でもギネス記録になるようで、少し権威が失われつつあるように感じてしまうのは私だけでしょうか。
カーネル笠井
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Posted at 2008-09-27 09:27
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