最近、石井桃子の「家と庭と犬とねこ」を読んだら、
なんだかすごく興味が出てきて、
この間の地震で本棚がえらいことになって少し反省したのに、
また本を買い込んだ。
まあ地震なんかで本を控えることは、ありえないのだけど。
たくさんの絵本を翻訳してきたこの人が、
この時代の人なのに生涯独身で子供がなかったことに、驚いた。
私は絵本を出すことになったとき、自分に子供がないのを引け目に感じていた。
誘ってくれた作家さんも、担当の編集者さんも小さい子のいるママだった。
ビアトリクス・ポターだって子供なかったし!とかも思ったし、
何より私自身だって昔は子供だったんだし!と思ったし、
子供がいるとかいないとかは関係なく、
ただひたすら、私は私の絵を描くという仕事を貫くだけだ、と思ったことには、揺れはないのだけど。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account