Search Bloguru posts

freespace

南加聖書教会ホームページ: http://wdx.socalbiblechurch.com/ 南加聖書教会フェイスブック: https://www.facebook.com/SoCalBibleChurch/

もの言う牧師のエッセー 再投稿

thread
もの言う牧師のエッセー 再投稿
もの言う牧師のエッセー 再投稿
第353話 サッカーW杯小話「 本田は偽善者? 」
 
   サッカーW杯ベルギー戦で負けた後、日本の選手たちがロッカールームを掃除して、彼らが引き上げた後に部屋を訪れたFIFAの運営スタッフのプリシラさんは、「これは、ベルギー戦に敗北した後の日本代表のロッカールームです。スタジアムでファンに感謝し、ベンチもロッカーも全てを掃除して、メディアに話した。ロシア語で『ありがとう』というメモまで残して。
 
まさに全てのチームのお手本!日本を迎えられて光栄!」などとツイッターに写真付きで投稿。ツィッターは瞬く間に拡散し世界中で大絶賛された。W杯日本代表DF槙野智章選手によれば、「実は本田選手が最初に『ロッカーをきれいにしよう』と発言して、みんなでやるようにしたんです。」
 
そんな本田選手は帰国後、「少額ですが、毎月10万円を1年間寄付しようと思います」と表明。すると、彼のアカウントに「そこは不言実行にして欲しかった。」などと彼が善行を見せびらかしたとでも言いたげなコメントが。これに対して本田は、「いや、あなたにも寄付してもらいたいという意図で発言してるんですよ」と返答。“偽善者” とする声に対しても「偽善者でもいいので一緒に困ってる人を助けましょう!」と即答し、一緒に寄付活動をしようと呼びかけ、その結果、多くの賛同者の返信が届いた。当然である。いつの時代も何もしない輩に限ってイチャモンをつけるが、これはゴスペルに関しても全く同様だ。
イエスの弟子パウロは仕事ができ目立つゆえによく文句を言われたが、
 
「他の人たちは純真な動機からではなく、党派心をもって、
 キリストを宣べ伝えており、投獄されている私をさらに苦しめるつもりなのです。
 すると、どういうことになりますか。つまり、見せかけであろうとも、
 真実であろうとも、あらゆるしかたで、キリストが宣べ伝えられているのであって、
 このことを私は喜んでいます。そうです、今からも喜ぶことでしょう。」
             ピリピ人への手紙1章17-18節、
 
などとかえって喜びをあらわにしている。要点は「他者を助けること」の実践であり、困っている人の役に立つことである。キリストも多くの人を助けたが、周りからはいつもアレコレ言われ、おまけに殺されてしまった。しかしそれで終わりではない。彼が復活したように、正しい者には勝利が来る。むしろ迫害や無理解は祝福なのだ。                
2018-9-15
Happy
Happy
Sad
Sad
Surprise
Surprise

People Who Wowed This Post

聖書の言葉

thread
聖書の言葉
神は馬の力を喜ばず、歩兵を好まない。
主を恐れる者と御恵みを待ち望む者とを主は好まれる。
 
聖書 詩篇147篇10-11節
Happy
Happy
Sad
Sad
Surprise
Surprise

People Who Wowed This Post

もの言う牧師のエッセー 第383話  

thread
もの言う牧師のエッセー 第38... もの言う牧師のエッセー 第38...
もの言う牧師のエッセー 第383話   
ジミー・カーター後編「 その慧眼 」
 
   その誠実さから「ウソをつかない努力をした最後の大統領」、「史上最高の元大統領」などと大統領退任後の活動の評価が高かったカーター氏であるが、最近になり在任中の業績についても焦点が当たりつつある。
 
冷戦期にあえて「人権外交」を掲げ、1978年には、エジプトとイスラエルの首脳をワシントン近郊キャンプデービッドの大統領山荘へ招待し、3日間の会談予定を13日間に延長、忍耐強い交渉の末に両国間の不信を取り除き、互いに敵対していたアラブ・イスラエル初の歴史的単独和平合意に導き世界を驚かせた。
 
彼はその前年にアメリカ大統領として初めてパレスチナ人国家建設を容認する発言をしていたが、いま戦争に明け暮れる中東を見る時、カーター氏の洞察は非常に暗示的だ。また同じ頃、彼はパナマ運河を1999年にパナマへ返還することを約束する条約を締結したが、翻って今のトランプ政権がパナマ運河の“再返還“を主張し始めたの見ても何をか言わんやである。
 
しかし実のところ彼の真骨頂は環境問題にある。1979年、第2次石油ショックのさなか、彼はホワイトハウスの屋根に初めてソーラーパネルを取り付け、除幕式の演説で2000年までに国内エネルギーの20%を太陽光でまかなうことを目指すと表明し、エネルギー問題と環境面においての新しい取り組みを示した。
 
エネルギー省を創設し、再エネの開発や省エネ促進を目的とした連邦法を制定するいっぽうで、アラスカ州北部の石油採掘を巡って石油業者らとの論争の末に日本の本州ほどの原生地を自然保護区に指定、当時としては珍しい土壌汚染対策の法制化も行うなど、自然保護団体「自然資源防衛協議会/NRDC」マニシュ・バプナ会長は「カーター大統領は40年先を行っていた」と評価する。
 
さらには彼の指示で80年にまとめ上げた政府の特別調査報告「西暦2000年の地球」がスゴイ。日本語訳も出版され、二十歳頃の私も少し目を通したことがある。人類が従来通りの経済活動を続けた場合にいかなる環境変化が生じるか概略を示し、化石燃料に依存して二酸化炭素の排出を続けた場合、21世紀半ば頃までに世界の農業生産に「極めて破壊的な」影響をもたらし、各地の降水パターンにも大きな変化が生じ、中緯度地域では2~3度の気温上昇をもたらすと警告した。
 
米作家ジョナサン・オルター氏は、20年に発表した著作においてカーター氏を「気候変動の問題を認識した最初の世界的指導者」とその先見性を絶賛する。また、ピュリッツァー賞受賞者であるカイ・バード氏は「異端者 ジミー・カーターの未完の大統領職」というタイトルの著書を出したが正に言いえて妙である。カーター氏が示した正直さ・公正さは、米国のみならず 神がくださった人類本来の姿を取り戻す理想に燃える彼の慧眼が土台であると言えよう。 聖書は言う。
 
「主を恐れることは知恵の初め、
 聖なる方を知ることは悟りである。」   箴言9章10節
 
2025-2-10
Happy
Happy
Sad
Sad
Surprise
Surprise

People Who Wowed This Post

もの言う牧師のエッセー 第382話

thread
もの言う牧師のエッセー 第38...
もの言う牧師のエッセー 第382話
ジミー・カーター前篇「 その宣教師外交 」
 
   この人ほど大統領、いや政治家を辞めてから輝いた人を私は知らない。昨年末に100歳で死去した第39代米大統領、ジミー・カーター氏である。ちなみに歴代米国大統領で100歳に達したのは彼一人だけだ。
 
70年代のウォーターゲート事件とベトナム戦争敗北の暗澹たる空気の中、人権外交と理想主義を掲げ、「私がウソをついたり誤解を招くような発言をしたりしたら、私に投票しないでください」などと誠実さを前面に押し出す爽やかさで当選したものの、彼の任期は冷戦時代の激動期と重なり、ソ連のアフガニスタン侵攻に加え、イラン大使館人質事件とその救出作戦失敗により「弱腰」と叩かれ、国内ではインフラに翻弄されて再選を目指した80年の大統領選で大敗を喫し、“やさ男”のイメージが定着したかに見えた。大統領と州知事を各一期ずつしか努めなかった。しかし、退任後の43年間がスゴイ。
 
退任後のある日、ニューヨーク市をジョギング中、貧困層に住宅を提供する国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティー」の建設現場でボランティアたちが立ち働いているのを見た彼は、ロザリン夫人とハンマーを持参し参加する。以来カーター夫妻は毎年同団体の活動に参加し、2008年の「ハリケーン・カトリーナ」、2010年のハイチ地震などでも汗を流し、計35年間に約10万8000人のボランティアと共に活動し、建設・修理した住宅は4000軒以上にもなった。95歳になった2019年には、テネシー州ナッシュビルでの活動時に頭部を負傷、「14針縫ったんだ」などといつもの“カーター・スマイル”で周囲を沸かせた。
 
いっぽうで、自らはNGO「カーター・センター」を設立し、民間外交を開始。精力的に紛争調停、人権擁護、疾病対策、選挙監視などで世界中を奔走、携わった国は80を超え、94年には北朝鮮を訪問し故金日成主席と会談、米朝枠組み合意への道筋を付けた。北朝鮮には2010、11年にも再訪、2017年のトランプ前政権でも北朝鮮への特使となることを申し出るなど、現地に自ら足を運んで平和を説こうとする姿は、クリスチャン信仰とも合わせて「宣教師外交」とも呼ばれ、2002年にはノーベル平和賞を受賞。“元大統領”としての特権と責務を大いに発揮し、政治家としても非凡さを示した。
 
日本とも縁が深く、大統領経験者として初めて被爆地・広島を訪れ慰霊碑に献花。同じ頃、知事時代にYKKのファスナー工場を地元アトランタへ誘致したことをきっかけに交流があった富山県黒部市のマラソンイベントに参加、市民に混ざって完走し、周囲から大きな拍手が巻き起こった。黒部市は、これをきっかけに大会名を「カーター記念黒部名水マラソン」と改め毎年開催、今年で42回目という。さらに1990年、貧しい農家から一躍ピーナッツ栽培で成功した過去を持つ彼は、広島県 甲奴こうぬ 町(現・ 三次みよし市)を訪れ、自らの農園で栽培していたピーナツを町に提供、その後、立派に育まれ今では「カーターピーナッツ」という名の特産品になっている。
 
講演料は受け取らず、年金とベストセラーを含めた著作の印税が収入源。30代に建てたフツーの家に暮らし、晩年まで教会の日曜学校で教え続けた。彼は言う。「自分に才能があるなら他者のために使いなさい。イエスの教えの一つです。」 
キリストも言う。
 
「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」  
   マタイの福音書22章39節
 
2025-1-25
Happy
Happy
Sad
Sad
Surprise
Surprise

People Who Wowed This Post

聖書の言葉

thread
聖書の言葉
あざける者を戒める者は、自分が恥を受け、
悪者を責める者は、自分が傷を受ける。
 
あざける者を責めるな。おそらく、彼はあなたを憎むだろう。
知恵のある者を責めよ。
そうすれば、彼はあなたを愛するだろう。
 
聖書 箴言9章7-8節
Happy
Happy
Sad
Sad
Surprise
Surprise

People Who Wowed This Post

久しぶりにタイレストランに行きました。

thread
久しぶりにタイレストランに行き... 久しぶりにタイレストランに行き... 久しぶりにタイレストランに行き... 久しぶりにタイレストランに行き...
久しぶりにタイレストランに行きました。激ウマ感謝!

People Who Wowed This Post

もの言う牧師のエッセー 再投稿

thread
もの言う牧師のエッセー 再投稿 もの言う牧師のエッセー 再投稿 もの言う牧師のエッセー 再投稿
もの言う牧師のエッセー 
第360話「 徒歩30キロ初出勤 」
 
   米国アラバマ州ホームウッド市在住の大学生ウォルター君は、ようやく引越し業者の仕事が決まったものの、何と初出勤の前日に車が故障。すでに初仕事は30キロ離れたペルハム市と指示を受けていたが、他の移動手段を見つけることは叶わなかった。ここでウォルター君はパニックに陥ることもなく驚くべき行動に出る。高校時代にクロスカントリーの選手だった彼は、30キロ余りならば徒歩で出勤できると思い、土曜深夜午前0時に自宅を出発して歩き始めた。
 
午前4時頃ペルハム市近郊に到着し一休みしていると、同市の警官が職務質問。事の成り行きとウォルター君の実直さに心を打たれた警官は、彼に朝食をおごった上、パトカーで数キロ先まで送った。ウォルター君がさらに歩いていたところ、最初の警官から連絡を受けた別の警官が、引っ越しの依頼主、ラミー夫妻の家まで送り、6時半到着。
 
「警察官から 『この好青年』を拾って連れて来ました』と説明を受けました」とラミーさん。驚く夫妻を尻目にウォルター君は仕事の荷造りをさっそく始めたが、ラミーさんは彼との会話の中で、彼が元々ルイジアナ州ニューオーリンズ出身で、2005年のハリケーン・カトリーナで家を失い、家族でアラバマ州へ移住し、今も困窮していることを知った。
 
明くる月曜にこの話を聞いた引っ越し会社の社長のマークリンさんは、テネシー州から駆けつけ、まだ新しい自分の車をウォルター君にプレゼントした。「彼は本当に素晴らしい!心と根性だよ!」。ラミー夫妻も、「謙虚で親切、明るいウォルター君に心からの敬意を覚えた」とフェイスブックに投稿したところ6000人以上の反応があり、さらに 「ゴー・ファンド・ミー(GoFundMe)」ページで「ありがとうウォルター」と称する募金を呼び掛けたところ、6万ドル以上が集まった。
 
「私の両親はいつも他者を助けるよう僕を育ててくれた。この車をそのために使いたい」とウォルター君。そして「神は僕を祝福してくださいます。だから僕は、神が僕の前に置かれた困難には意味があることを知ってるのです。」   
イエスは弟子たちに
 
「しもべが言いつけられたことをしたからといって、
 そのしもべに感謝するでしょうか。あなたがたもそのとおりです。
 自分に言いつけられたことをみな、してしまったら、
 『私たちは役に立たないしもべです。なすべきことをしただけです。』
 と言いなさい。」
ルカの福音書17章9-10節。
 
と発破をかけたが、まず心と根性でやるべきことをやり、天命を待つことが肝要だ。
その時必ず山が動く。
2018-10-20 

People Who Wowed This Post

ジョン・レノン

thread
ジョン・レノン
僕らは政治に関心がないわけじゃないんだ。
ただ政治家が無関心にさせているのさ。
 
         ジョン・レノン

People Who Wowed This Post

もの言う牧師のエッセー 再投稿 

thread
もの言う牧師のエッセー 再投稿...
もの言う牧師のエッセー 再投稿 
第350話「 釣りアイドル 」
 
 
  ユニークな記事を「スポーツ報知」で見つけた。 公益財団法人「日本生産性本部」によれば、90年代には2000万人以上いた釣り人口が2016年には約690万人と、約3分の1に減ったという。原因はレジャーの多様化と、アメリカ同時多発テロの影響だ。テロをきっかけに国際条約が改定され、日本も「国際船舶港湾保安法」により全国100か所以上の港などに立ち入りが禁止になり、家族や初心者が手軽に釣りをできる場所がなくなった。その結果、40代以上の男性が釣り人口の中心になってしまった。
 
そこで少しでも釣りに対して関心を持ってもらおうと、釣り具メーカーなどで作る「日本釣用品工業会」が、釣り具の見本市「ジャパンフィッシングショー」で2010年から毎年オーディションを行い、グランプリに選ばれた女性が“釣りアイドル”となって釣りのファンの開拓、釣り業界のイメージアップを目指している。彼女らは歌手や女優、モデルをはじめ、美容師やOLといった様々な経歴の人たちがいるが、歌は歌わず、握手会もない。船の上や川に入ってひたすら釣りをする。竿を持って笑顔でいればいいのではない。船が揺れようが豪雨が降ろうが、何としても魚を釣り笑顔で写真に収まらなければならない。
 
これまで9人が選出されたが、中でも教員免許を持つ晴山由梨さんはダントツに釣りが上手く、腕前は上級者並み。あまりに彼女がキュートで場違いに見えるからか、船に乗ると周りの男性は「本当に釣りするのか?」と疑うそうだが、たいてい誰よりも多くの魚を釣るので皆ビックリ。船酔いする時があり、雨が降れば化粧も落ちる。晴れた日には日焼けもするので、彼女にとっては厳しい環境での仕事だ。しかし晴山さんは「釣りを広めたいんです。たくさんの子供たちに釣りを教えていきたい 。」
 
実は聖書には魚の逸話が多くあり、イエスを巡って釣りの話もある。イエスはある街で「宮の納入金を払え」と言われた。もちろん神である彼に“神を礼拝する場所”である宮に金を払う必要はなく、しかも彼は慈善家で多くの人に施しをしていた。にも関わらず、彼は弟子である元漁師のペテロに、
 
「彼らにつまずきを与えないために、湖に行って釣りをして、
 最初に釣れた魚を取りなさい。
 その口をあけるとスタテル一枚が見つかるから、
 それを取って、わたしとあなたとの分として納めなさい。」
マタイの福音書17章27節、
 
と命じられた。繰り返すが彼は神であり、人気者でもあり、奇蹟を起こして宮に入場できたはず。「神を信ぜよ」と言うのはたやすい。しかし、雨の日も暑い日もシンドイ時もあえて地道に遠回りする。福音を広め、たくさんの人々にイエスを教えるために。                 2018-8-27

People Who Wowed This Post

久しぶりに近場をバイクで流しました。

thread
久しぶりに近場をバイクで流しま... 久しぶりに近場をバイクで流しま... 久しぶりに近場をバイクで流しま...
久しぶりに近場をバイクで流しました。
サンタアナ旧裁判所前の大砲と第一長老教会。

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
    Page 1/71
  1. <<
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 6
  8. 7
  9. 8
  10. 9
  11. 10
  12. 11
  13. >
  14. >>