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不動産協会でカリフォルニア州のアナリストが今年の不動産マーケット予測

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私たち不動産事業者は、NAR(National Association of Realtor)、CAR(California Association of Realtor)、
そして各オフィスの所在地にある、地元の不動産協会の3つに所属しています。

私の地元の協会は、BHGLLAR(Beverly Hills Greater Los Angeles Association of Realtor)です。

不動産の仕事に携わってから当初は、こういった協会の活動には無頓着でした。
残念ながら、多くの不動産エージェントはそういった感覚だと思います。

ところが、国際不動産スペシャリスト(CIPS=Cirtified International Property Specialist)の
資格を取るための研修を受けた時に、1週間毎日BHGLLARに通ったのですが
これをきっかけに、地元の協会が色々なセミナーやイベント、地域への奉仕活動などを
していることを知りました。2013年のことです。

それ以来、地元の協会の委員会「Global Committee」に参加して、色々な
グローバルをテーマにしたイベントに参加したり手伝ったりしています。

さて、2月22日に開催されたのは、カリフォルニア州のチーフエコノミストを招いて、
不動産マーケットについての最新情報を共有するというもの。
これはぜひ聞いておかねばと、参加しました。

チーフエコノミストのLeslie Appleton-Youngはいつもコンベンションなどでも
マーケット予測などで登壇する人。
色々なデータから今の市場、今年の動向について考察を話しました。

骨子としては、

・経済的な環境としては、去年より2018年のほうが強い。
・アメリカのGDPの10年予測が出されたが、3%ずつ上がっていくという予測。
・働き手は不足しているので、移民を含めた労働力が必要。
・不動産マーケットを総括すると、良いと言える。
・売り物件が不足は全米レベルで、6件中10件は複数オファーが入り価格上昇傾向。
・2018年タックスリフォームでは、バイヤーの購買に少しマイナス影響が想定され
州の価格の上昇率は下方修正した。

というものでした。

トランプ政権のタックスリフォームは、Corporate Tax(法人税)の最高税率35%が21%に引き下げられるなど
法人にとって、有利な改正で、経済はしばらく良くなっていくように思います。

ホームオーナーにはあまり優しくない税制改正ではありましたが、景気の安定とともに不動産マーケットが
ノーマルに落ち着いた状況になるよう期待したいです。

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H2N / Hiroko Nishikawa Naumann(西川ノーマン裕子)
RE/MAX Estate Properties所属
アメリカ・ロサンゼルスの不動産の購入・売却・リースと、渡米・移住、アメリカから日本への帰国をサポートします。
RE/MAX Estate Propertiesはカリフォルニア最大の全米大手不動産会社RE/MAXのフランチャイジーです。
H2Nが持つ日米の不動産ネットワークを駆使して、心を込めてお手伝いいたします。
http://www.h2nusa.com/
Email: info@h2nusa.com
直通電話: 310-951-8233

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