”引き寄せの法則”への挑戦:今朝の出来事
Nov
17
私の住んでいる近所に一人暮らしの年配の女性がいる。
杖をつきながら、いつもゆっくり歩いている姿をよく見かける。
いつ会っても優しいスマイルで「Hi, how are you?」と声をかけてくれる。
この人の玄関の外には小さなクマの人形が置いてあった。
私がここへ移ってきてからずっとそのクマの人形のことを覚えているので、少なくとも3年以上は、そのクマは玄関の外で通り掛かる人たちの心を温かくしてきたことであろう。
今朝、私がそこを通りかかると、一人の女性がその玄関の前でホウキを持って掃除をしていた。
近づいてみて、その女性が掃除していたのは、クマの人形の破片であることに気付き私の足が止まった。
すると、その女性が、
「誰がこのクマの人形を壊したか知っていますか?」
と悲しく沈んだ声で私へ問いかけてきた。
「私は隣に住んでいるのですが、今朝、このクマの人形が粉々に壊されているのを発見して掃除しているんです。ここのおばあさんは杖をつかなければ歩けないから、掃除はできないし・・・誰がこんなにひどいことをしたのだろう・・・とても優しい人なのに」
昨晩は土曜日だった。
誰かお酒に酔っ払った人が通りがかりに、イタズラで蹴っ飛ばしたのだろうか?
瀬戸物でできていたこの人形の破片が数メートル先まで飛び散っていたことからも、たまたまぶつかってしまったのではなく、故意に壊したことは明白である。
今まで、長年に渡って通りがかりの人たちの心を温かくしてきた人形。
きっとこの一人暮らしのおばあさんにとっても、家に帰ってくるとき迎えてくれる大切な存在だったはず。
今日、おばあさんが玄関の外へ出た時に、このクマの無残な姿を見て一体どれだけ悲しい気持ちになるか。そう思っただけで私の心が大きく痛んだ。
その行為を責めるのではなく、
そういったことが起こる現在の社会に蔓延する「心の欠如」に憂いを感じた。
このおばあさんへ私が何をできるか?
と考えながら、このブログを書いている。
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