2019年1月26日(土)第9回ワークルール相談カフェを開催しました。
この日のテーマは「外国人労働者受け入れ問題」でした。
審議不十分なまま強行採決された「出入国管理法」は、人手不足を理由に「特定技能」という新たな資格をもうけて、これまでより多くの業種で外国人労働者が働くことを可能にします。「特定技能1号」は在留資格は1年ごとの更新(5年が上限とれているが)。でも、3ヶ月、5ヶ月の更新も可で外国人の非正規労働者をつくり出すものです。
野党が協力して、失踪者2870人に法務省が聞き取りした事実を明らかにしました。工事で指を3本切断したが自分で病院に行けと言われたり(労災保険を使わせないことは違法)、1日16時間労働した残業代が時給300円だったり。2870人の中で、最低賃金以下が67%という実情です。「改定入管法」は国の責任が不明確。地方自治体やNPOにしわよせ。
外国人も、日本人にも、人間を大事にしない、この国の状況は、何とかしないといけないと思いました。(E・Tさんの感想)
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