詩は元気です ☆ 齋藤純二

早朝勤務、電車の乗り継ぎに十五分ほどある。わざとその時間をつくっているのだが。その間、ホームのベンチに座り詩を書くのが日課となっている。しかし、今朝は肩掛けカバンからiPadを取り出すと、おやおや間違えて旧型を持ってきてことに気づく。電源を入れ、自分のブログに繋げパスワードを打ち込み起動。ワープロもクラウドにデータがあるので、何も不自由なく詩を書けることができそうだ。それにしても、どうしてiPadを二台持っているのだろう。ほぼ小遣いのないケチケチの自分がそんな無駄なことを……。あっ、そうだ、このiPadはストレージ容量が16GBでどうにもこうにも使い勝手が悪くなったからだ。今、現役で使っているiPadは画面にけっこう傷があり、目に優しい液晶になっているようだが、旧型の方が見やすい気がする。ちなみに画面の傷は猫の爪でやられた。まあ、割れなくてよかったのだが。そんなことを書いていると、もう電車が来るようだ。ああ、詩を書かず出勤になってしまうようだ。と、なんの面白みのない内容を投稿するのか……

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