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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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ライダーと右直事故

thread
交差点を直進する二輪車と
右折をするトラックとの衝突事故で
昨日も二十歳の女性が亡くなられた
この右直事故による死亡事故は
三日に一度起きているということだ
もちろんスピードを超過せずに
交差点を通過するならば過失は自動車側が大きいが
ほぼ生身で衝突するのは二輪車な訳で
ここに「バイクは危険」といわれる
ひとつの事由がある
 
自動車側から対向車線を走る二輪車は
小さいので遠くに見える
夜間時の二輪車が認識しづらい
第二車線にいる自動車が止まり
その後方裏に隠れていた
第一車線にいる二輪車が見えず
などの条件で自動車は右折を始め
その時はすでに衝突が避けられない
 
私が二輪車に再び乗ろうとした時
この右直事故が怖くて二輪車を諦めよう
しかし最大限の注意を払えば何とか
避けられるのではいかと考えてみた
最近では右直事故に恐怖を抱く
ライダー達の注意喚起の動画発信などがあり
参考になることが多くとても有難い
 
交差点前では
後ろを走る車両に気をつけアクセルオフ
ブレーキレバーには指を添え
ブレーキペダルに足を添え
あの車は出てくると
 
ヘルメットがきちんと着用されずの死亡事故も多い
ベルトのあごひもが調整され結束がされているか
発進前はさらに確認が必要
また胸部への衝撃による死亡原因が
頭部と同じくらい多い
胸部のプロテクター着用率は10%未満だが
着用はライダーの自由な判断に委ねられている
私はないより良いだろうと着用している
 
右直事故は二輪車の運転技術で避けられない
二輪のプロレーサーでも右直事故にあう
交差点はライダーにとって危険度の高いエリア
その場の交通情報を収集するスキルを上げ
いつでも避けられる止まれるように
心とブレーキに添える想像力が必要なのだろう
 
#詩

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イイヨーライダー(1140ccのバイクで安全運転)

thread
膝、腰、腹、胸、背中、肩、肘、頭
これだけのプロテクターをして
準備に時間をかけエンジンが回る
バイクは転ぶのが前提で走るのである
若い頃はヘルメット着用も規制がなかったが
思い出すと怖い話だ

走り方はずいぶんと変わった
信号が青になるとアクセルを強く捻り
マフラーからの爆音に快感を得ていたが
今はアクセルを使わない半クラッチ発進で
エンスト寸前でアクセルを回し
ヌルッとスムーズに走り出すことを楽しんでいる
 
車の間を通り抜けることはしない
それは必ず事故を起こしてしまうからだ
渋滞があろうとも紳士なライダーたるものを
目指して低速走行の技術を高めたい
 
それでもやはりバイクは危険な乗り物だ
車の死角に入ってしまうからだ
交差点ではいつでも止まれる速度で
車が突っ込んでくると想定し
クラクションにはいつでも指を添え
交通情報のアンテナを張って通り過ぎる
 
こちらが交通ルールを守ると逆に危険なこともある
交差点前で信号が黄色に点灯した時
どう考えても通過する時は赤になるが
バックミラーには車間距離の近い車が映っている
止まりたいけど後ろから追突されてしまう
よくある場面である
そんな時は少し左車線により止まり
後ろの車が突っ込むのなら横に逃してやる
ほとんどの車が赤信号で通り抜けていく
そこでサンキュー事故になっても自業自得だろう
 
さらに道路規制が変わり
最近では自転車が車道を走るようになり
しかも電動自転車やスポーツタイプの自転車は
けっこうなスピードが出たりする
自転車も講習を受けて免許制になる日が来るかもしれない
バイクに乗る身として自転車の動きを感知して
接触を防ぐことに徹しなければ

そこまで危険ならバイクに乗らなきゃ良いだろう
そう思われてもあの風を切って走る操縦感は
堪らなく気持ちいいものである
季節をこの身へ直に沁み込ませながら
バイクの心音と共に弾む自分の心音
安全走行を楽しみながら
そりゃ走らずにいられないのだ
 
#詩

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大人な気分で

thread
時間に追われているのに
気持ちが目的地から遠ざかってしまうのは
今、がんばりたくないからだ
 
がんばらなくちゃ、ということは
ぜんぜん楽しくないから
だからってずっと逃げてはいられない
俺、大人だろ
説得力のない理由だが自分の尻を叩く
 
その目的地へ行くのに
どうやったら楽しめるのだろうか
 
まずは立ち上がり顔を洗い歯を磨き
着替えてパンをかじり
大きな声で行って来ますを響かせよう
動き出せば何かが変わるはずと思い込む
 
楽しみを待つのだけではなく
拾いに行ってやろうじゃないか
 
歩き出せは俺の気持ちが街に映り
無理やり楽しいと思えばその気になって
周りをキョロキョロしてスキップなんかして
俺、大人だろ
と思いつつクスクスひとり笑い
 
目的地が見えてきた
最後にどんなゴールをして楽しむか
ガッツポーズをしようか
それとも感動の涙で目頭をおさえるか
自分のドラマを楽しまなくちゃ
 
俺、大人だろ
間違いない素敵で楽しい大人だろ
#詩

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一本橋

thread
四十年ぶりの教習所
大型二輪に跨っている
車体の大きさに乗っているのではなく
こいつに乗らされている
 

中型二輪の時には
あれだけ自信があった一本橋
そこからほぼ落ちたことはなかった
今となってはバランスを崩し
ガクンという衝撃に気持ちが落ち込んだ
 

幅三十センチ、長さ十五メートル
十秒以上で通過しなければならない
衰えをカバーするにはどうするか
悩んだ末にやはり基本に戻る
それしかないことに気づかされる
 

上身体の力を抜く
近くばかり見ず遠くを見る
しっかりと二輪のタンクを挟む
進もうとするアクセル
バランスを取るブレーキにクラッチ
落ちそうになったらハンドル切る
それは苦手を克服する楽しみ
 

細く長い道のりへの恐怖心や不満に
乗せられるのではなく
自分がどう乗るかがこの一本橋にあり
これからの人生に大切な学びがあったと
この課題コースは気づかせてくれた
 
#詩

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こたつ

thread
四角い甲羅から頭だけ出し 
南国の亀の気持ち
ずいぶん疲れた心身が
それでいいと頷きぬくぬく眠る 
 
目が覚めたのなら 
お茶ときどきお餅みかん 
怠惰を頬張りお腹ぽっこん 
洗濯、食器、ホコリの山 
チラリと気になることはあるが 
いいんですいいんです 
 
寝られるほど疲れ
食べられるほどストレスがあり 
冬のオアシスでハメハメハーの力を 
蓄えているのだから 
 
四角い甲羅から頭だけ出し 
世間や社会を遠退いて 
ぬくぬくどっぷりヒト充して 
冬の幸せはここにあり 
 
 
 
 *モバイル充電→モバ充  
  ヒト(人間)充電→ヒト充(造語)
 
#詩

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友捨て

thread
こう言うと 
でも何とかと
言われる 
 
聞きたくない 
その話 
早く終われと 
 
その顔の 
パーツを楽しむ 
 
聞いているのかと
耳を摘まれ
 
僕の話はすでに 
盗まれ 
君は天才 
僕は阿呆に
 
いつもの構図 
その友だちは 
必要ないとなる 
 
そんなこんなで 
さよならは 
心地よい 
 
そこに不安とか 
寂しさは 
まったくない 
 
最近わかってきた 
やっと 
 
僕が僕に 
きちんと聴くと 
僕が僕になる
 
#詩

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大事に履く

thread
白い靴を白く履くと 
心地よい景色が色づき 
振り子のように落ちる萌ゆる葉
目に入る模様は心を弾ませる 
 
空の青さと靴の青いライン 
繋がる上と下は平らになって
いつもと違う二センチ浮く地面 
葉を壊さなぬよう歩けている 
 
靴紐に絡んだ秋とともに 
どこまでも歩ける気がすれば 
誰に感謝すればいいのだろうと 
支えてくれたひとを巡る 
 
少し汚れた白い靴を脱ぎ 
今日の想い出を拭きとれば
明日へに沁み込む夢の道しるべ 
気はゆくゆくとゆく 
 
#詩

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秋のLove&Peace

thread
枯葉と枯葉を擦り合わせ
乾いた空気にくるくると回りながら
その匂いは君の嗅覚に間違いなく
アートなセンチメンタルとして
今年もキャッチされました
 

心地よいネガティブは微妙な雰囲気で
なんだか柔らかで温かいモノに
包まれながらも見えています
しゅんしゅんしゅんと
鳴いているのが聞こえてきます
 

この世にはもう優しいひとしか
いないという話になって
とげとげの光なんてもう要りません
暑さで狂った頭を冷やすには
この寂しさが必要だったりします
 

乾いた何のためにが描き始めます
君の許せないと君以外の許せないの戦いは
お互いの何を消してゆくのの戦いになり
君以外の痛みは君の痛み
香ばしいアートは夢ではないのです
 
 
#詩

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重い違い

thread
らしくの始まりは
風に吹かれても風を感じず
水面に手を入れても感覚がなく
そこにいたことも何かをしたことも
何も無いところで僕に起こる
 
らしく自体が僕自身にはなく
誰かに見える点線で枠が描かれ
その型取について聞かされ
僕は誰かと比べられてしまう
双方の現実は重なることを知らない
 
らしくの僕はあなたにあって
あなたのらしくは僕にあるのだから
鬼ごっこは続いてしまう
あなたにある僕らしさに囚われて
何が楽しいというのだろうか
 
らしくの終わりは頭の重さに
その言葉だけ記憶喪失してしまう
裸足のままあっちへそっちへこっちへ
僕は力が抜けて歩けることを知り
一番大切から遠ざかるほどに心地よい
 
 
#詩

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自分の声

thread
日に暖められたベンチに座り
娘から自分には似合わないからと
5000円で買わされたヘッドフォン
ボリュームを真ん中より2つ上げ
イギリスのルーズなロックを流している
 

自転車で風を切る学生
「イケてないおじさん」
 

ボールを蹴り通り過ぎる若者
「おっさんの足が邪魔だな」
 

犬を散歩する夫婦
「そっちはダメよ。怖そうなひとがいるから」
 

杖をつき歩く老人
「わしはそこに座りたいんじゃ、どいてくれ」
 

声の聞こえない他人なのに
自分に他人の声として聞こえてくる
気を遣った自作の舞台ではひとりになれない
そんな自分をもまだ嫌いにならないのは
幼き頃に微笑んだエクボの想い出があるからだろう
 

時間は手にしていたタブレットへ涙を落とす
亀を傍観し玉手箱もなく曜変天目のような青は
怪しく液晶の上を流れた悔し玉
終わっちゃいないのに終わりにしている
聞こえてくるのは「チクショウ」と「何で」
消えてゆくのは「どうでもいいか」
そして今に焦り前向きを探している
 

もう砕けている脊椎
唾液で薬を流し込めば次の一歩を
歩けるという確信に騙されて
ベンチに張った根に肉片を散りばめ
立ち上がれた現実にヘッドホンを外す
 

ああ聞こえてくる
 恐れるな自分を可愛いがるな自分を
 恐れるな自分を可愛いがるな自分を
 恐れるな自分を可愛いがるな自分を
 

初めて聞こえた言葉に歩けそうな気がして
冷たくもある自分への愛により今
創めの一歩が歩けている
 
 
#詩

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