-
posted 2024-11-18 14:41
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
白い靴を白く履くと 心地よい景色が色づき 振り子のように落ちる萌ゆる葉目に入る模様は心を弾ませる 空の青さと靴の青いライン 繋がる上と下は平らになっていつもと違う二センチ浮く地面 葉を壊さなぬよう歩けている 靴紐に絡んだ秋とともに どこまでも歩ける気がすれば 誰に感謝すればいいのだろうと...
-
posted 2024-10-23 03:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
枯葉と枯葉を擦り合わせ 乾いた空気にくるくると回りながら その匂いは君の嗅覚に間違いなく アートなセンチメンタルとして 今年もキャッチされました 心地よいネガティブは微妙な雰囲気で なんだか柔らかで温かいモノに 包まれながらも見えています しゅんしゅんしゅんと 鳴いているのが聞こえてきます ...
-
posted 2024-09-22 10:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
らしくの始まりは風に吹かれても風を感じず水面に手を入れても感覚がなくそこにいたことも何かをしたことも何も無いところで僕に起こる らしく自体が僕自身にはなく誰かに見える点線で枠が描かれその型取について聞かされ僕は誰かと比べられてしまう双方の現実は重なることを知らない らしくの僕はあなたにあって...
-
posted 2024-08-28 18:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
日に暖められたベンチに座り 娘から自分には似合わないからと 5000円で買わされたヘッドフォン ボリュームを真ん中より2つ上げ イギリスのルーズなロックを流している 自転車で風を切る学生 「イケてないおじさん」 ボールを蹴り通り過ぎる若者 「おっさんの足が邪魔だな」 犬を散歩する夫婦 「...
-
posted 2024-08-18 18:06
岩魚太郎の何でも歳時記
by
岩魚太郎
岩魚太郞(本郷太郞)の作品集 昭和を生きた市井の人 第一章 生き様 昭和を生きた市井の人 第二章 飛躍・挑戦 昭和を生きた市井の人 第三章 選択・運命 警視庁西新宿分署特捜班 第一巻 警視庁西新宿分署特捜班 第二巻 警視庁西新宿分署特捜班 第三巻 警視庁西新宿分署特捜班 第四巻 渓...
-
posted 2024-08-15 23:43
岩魚太郎の何でも歳時記
by
岩魚太郎
04 松山大空襲 昭和二十年七月二十六日午後十一時三十分頃、熟睡した菊子が聞いたのは、空襲警報と聞いたこともない爆撃機の飛行音と爆弾の爆発音だった。菊子は、四郎を起こし、とりあえず身の回りの品と現金を背嚢(当時の布リュック)に詰め込み玄関を飛び出した。 東の空から、編隊飛行の黒い影が(B...
-
posted 2024-07-29 07:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
自分のようで自分でない詩もやはり自分の詩で いつのまにか書いていた詩も書かなくちゃと捻り出した詩も自分の詩で 自由なのにどこかで縛られたい思いがあって書いている詩も書かされている詩も書きたい詩も自分の詩で 自分の詩になんじゃこりゃって思ったり最高だなって思ったりこりっめちゃ恥ずかしいって思ったりと詩...
-
posted 2024-07-14 21:10
岩魚太郎の何でも歳時記
by
岩魚太郎
https://www.youtube.com/watch?v=2FEbBUPO5OU 主題歌=広告をスキップしてお聞きください ----------------------------------------------------------- 「あらすじ」 メキシコとの国境に近いテキサスの町...
-
posted 2024-07-10 22:48
岩魚太郎の何でも歳時記
by
岩魚太郎
-
posted 2024-06-30 07:52
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
僕にある景色は 風の指が 優しく日めくり 昨日が剥がれ 今日が揺れだす 凸凹一本道の 進む先には 青に青が重なり どこまでも どこどこまでも 来る来るまわる 一日一日 変わるものと 変わらぬものとが 手をふり育んで ...