とある詩の月刊誌は、ほぼ詩や評論、座談録で編成された本。他の月刊誌はすべに詩以外の記事が多くなっている状況だ。詩だけで勝負しているその本の定期講読数は七百数十冊という。書店で購入された本も千冊を下る。二千冊を発行しても余る状況だ。利益はないのかもしれない。いつ廃刊になっても不思議ではない。詩集を手掛けている出版社だからなんとか発行しているのかもしれない。……かもしれない。 何を語っているのか、わからないと言われる現代詩という括りを消して、詩がもっと自由になり、様々な視野を広げる時がすでに来ているのかもしれない。
こんな私にも詩に関わる原稿の締め切りがある。なぜか重なる時には、定期締め切りと突発に来る締め切りが被ってしまう。締め切りとか言うとなんか詩をやってますみたいで、充実しているような感じだけど、プレッシャーと不安はどんどん積もって精神はパンパンになってしまう。じゃあ、辞めてしまえばいいのに、と言われてしまいそうだけど好きなんでしょうね、このような活動を続けているのだから。 そして今、メールで原稿を送り全て終了。もう送った作品等の確認はしません。これ以上の推敲に良いことは無いと感覚でわかるので。自分の心に曇りのない、と。後ほど、紙面を見て「あれっ」と思っても「人間だもん」って感じで自分を許す。これをしないとずっと詩などは書いていられないので。開き直り? そうかもしれない、が。とりあえずベストは尽くし感あり!
詩書き(詩読み)人口はどうなっているのだろう? 日常生活の中で「私、詩を書いてます!」という方は、まず出会わないですね。社会人になり私が詩のイベント以外で、詩を書く人に出逢ったのはひとりだけです。詩書き人口などこだわる必要がないのですが、とある詩のイベントで学生を集めることになり、いろいろ調べますとやはり俳句が今、人気のあることを知りました。高校生では、「全国高校俳句選手権大会」という大会があり、俳句甲子園と呼ばれ文芸部では盛んに活動をしているようです。それに一般の方では文学館や公民館などの教室でも俳句を楽しむ会がよく行われています。 詩の方では、ポエムリーディングなどの大会がありますが、誰もが気軽に詩を楽しめるコミュニティーの場は少ないように感じます。 マイナー、それがいい、という方もいますが、ドカンっと詩のブームとか来ないですかね、と個人的には思うのですが。詩の文学力や芸術力が日々の暮らしを豊かにしてくれるはずです。天才のカリスマ詩人が現れたのなら、詩の時代が来るかもしれません。いや、そんな詩人はいらないですね。今、詩を書かれているみなさんが盛り上げてくれることでしょう!
こちらのブログをご覧になっている学生さんで、詩の朗読に興味を持っている方がいるかもっ、ということで募集要項を貼り付けてみました! 「ピアノ」と「詩の朗読」のコラボイベントです! ぜったいにいい経験になりますので、学生さん、お待ちしております!
最近は嬉しいことに詩集がよく送られてくる。詩人さんの熱意がこもった作品に出会い、驚きや心揺さぶられる幸せを感じ、たいへんありがたいことだ。ただ、詩人さんにお礼や感想をお返しできていないので、申し訳ないと思っている。ちょっと時間が捻出できていない。先輩詩人さんにそのことを相談すると、「私も申し訳ないがスルーしてしまっている。親しい方ぐらいしか対応できていないね。本が送られてきて、感想云々は書かずに直ぐお礼状を出す方はいるみたいだよ」とアドバイスをいただく。そうか、その手があったか、しかし、これでは形式的で冷たい気もするなあ。スルーよりいいかもしれないが。 まずはできることをしよう。詩集は必ず拝読する。とりあえずそれで詩人さんには応えよう。これでは感謝が伝わらないが、今は詩に関わるボランティア活動でパツンパツンなので、いつか必ず時間をつくり、ありがとうを……
とある電気屋でPCを買おうとした。欲しい機種は、とある通販より五千円高かった。店員にその旨を伝えると「こちらから五千円分どうぞ」とカタログを渡される。と、いうわけで一週間後に牛肉が届いた。ああ、美味しい、美味しい。PCにはやはり牛肉が付き物でしょう。(実話・詩でない?)
女優の樹木希林さんが人生の幕をおろされた。とっても残念です。個性的で魅力のある存在には、圧倒させられましたね。そして、たくさんの名言を発していました。表現をしようとする者にとって教わることは多いです。女優として演じるために望ましいあり方を示した言葉もあります。こちらの言葉は俳優ではなく、詩人に置き換えても説得があります。詩で表現することは、自分の燃やした魂で感動させることではなく読者の魂を鎮めることにある、と。私も詩に感動はいらないと思っていたので、とても共感してしまいます。感動するような詩はすぐに消えてしまい、心根には響いていないのではないか、そう思っていました。岡本太郎の「一体これはなんなんだ!」のような言葉にも類似しているかもしれません。ただ、この境地にたどり着くには、生涯を掛けて詩を書かなくては行けません。私には無理だと思っていますが、もしかしたらといった心は忘れずに精進していきたいものです。ユーモアもある樹木希林さん、憧れ、理想ですね。 樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。 Zingaro(騎馬オペラ) 虚飾もなく 観客に媚びず 威張らず もの凄いサーカスを あたりまえの感じで演じてしまう そこに動く俳優たちが馬たちが 何かを観せるのではなく その燃やした炎で 見物人の魂を鎮めてしまう 美によって神に到達する道が もっとも望ましい ばるたばすはその道を 心こめてあるきつづけている 樹木希林 (ジンガロのパンフレットに寄せた言葉
木村孝夫さんの詩集が届く 『私は考える人でありたい』 しろねこ社 なんだろう このしっくりとした感じは…… とっても素敵です 楽しみにしていたキムさん、しろねこ社さんの詩集 さあ、開いてみよう (震災詩が中心となっている詩集です。 木村孝夫さんはネット詩誌 MY DEAR の評者で、 私がたいへんお世話になっている大先輩です。 被災地の現場を巡り、詩を書き続け八年目。 その強さと優しさにいつも励まされています。 とても心に訴える素敵な詩集をぜひ、ご拝読くださいませ! ちなみにここ一ヶ月くらい、詩部門《ヤフーショップ》で売り上げ一位です! ↓ https://store.shopping.yahoo.co.jp/qwkdviwdipewy5eu2hsbqqavze/p7vcd4vuyx.html?sc_i=shp_pc_top_recomFromHistory_hist_1
そろそろ詩に関わる活動のキャパを越えそうなのかな〜 とりあえずあと三年間はこのペースで行こうじゃないか。まあ、同人誌とかもやってみたいし、手作り詩集もやってみたいし、小説も書いてみたいし、なんて思っているけど、詩人会の理事会、詩の掲示板での活動やツイッターの企画詩などをもっと充実させていこう。これらが私を成長させ、微力ながらでも詩の世界のためになると思い継続だ。 昨日は詩人会の総会。規約改正、決算報告、予算案と議決することが多く、たくさんのご意見をいただき詩人会の未来のためによい総会になったのでは。初めて総会に参加された方が「たいへん熱のある総会で、座っているだけで疲れましたよ」と、笑っておっしゃっていた。さすが今回は、ちょっと盛り上がっていたよなあ。去年は数字を読み上げるだけで終わっていたが、新しいことをやるのはやはりたいへんだ。しかし、懇親会でのビールは最高に美味しかった。今まで詩人会の未来を考え理事一同が会議し活動してきたことが報われた。ふっ。。。