餌箱の下に生えた、雑草とは思えない巨大植物(中央)。
『鳥のために大出費』https://jp.bloguru.com/RuCommunications/441771/2022-06-06
に始まった、小鳥との素朴な‟癒やしの時間”が鳩との壮絶バトルに変わった次第は書き記しましたが、その後、意外な展開がありました。
ーーその展開の前に、まずラスベガスの天候について書いておきましょう。先々週の1週間は毎日数時間、ひどい嵐が来ました。その激しさと言ったら、打ち付ける雨で家が揺れ、5分ごとに雷が落ち、近所中のポリバケツ(タイヤ付き)が一斉にゴロゴロお出掛けするほどの暴風が吹き荒れるレベル。大きなトランポリンがいくつも空を飛んでいました。全く砂漠に生まれたこの街は、暴れる野獣を背負い投げして無理やり飼い慣らしたような環境なのです。
しかし、大地をひっくり返すような嵐ではあるものの、過ぎ去った後は街中の緑が色濃く生気をみなぎらせます。
もちろん我が家の庭もーー「あれ?ちょっと待って」。一昨日ふと、餌箱の下の花壇が妙に混み合っていることに気付きました。約50センチの高さの、見たこともない巨大植物が生えています。「こんなのあったっけ!?」。
もしやこれはーーああ!トウモロコシ!
小鳥にあげていた市販の餌の中に確かに、乾燥したトウモロコシが入っていました。あれが地面に落ち、嵐の恵みを受け、急成長したようなのです(しかも4本も)。
夫は収穫したら額縁に入れて飾ると言っています。…なぜ?
せっかくなので、本当に実がなるか、楽しみに待ちましょう。
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