シェルターのサイトに載っていた、アメちゃんの写真。やせ細ってあばら骨が見えています。
泣いてばかりいてもね…。
「新しい犬を飼ったら?」と慰められて、「私は犬好きを自認していたけれど、欲しい犬はバク君だけなんだと」と気付いたり。
もし飼ったらすぐに癒やされることは分かっているけれど、大好きになってまたお別れでこの苦しみを味わうのかと思い、「もう飼えないんだ」と気付いたり。
それでいて、犬のいない暮らしは寂し過ぎると感じたり。
色々な思いが交錯して、ついに、それならこの無駄に寂しい人間を、同じように寂しい思いをしているワンコにフォスターとして捧げようという結論に至りました。もちろん、助けられるのは、むしろ「私」…。
シェルターに連れて来られて、恐怖におびえているワンコはたくさんいるそうです。市のシェルターに申し込んだら、早速「アメちゃん」が我が家に一時避難することになりました。
足を見たら血だらけ。数日前にシェルターに入り、おびえ切って血が出るまで一晩中ドアを掻き続けていたんだそうです。怖くて部屋から出たかったのでしょう。「この子はすぐにでもフォスターが必要でした」とスタッフさんは言いました。
経緯を聞くと、「多分、車に乗せられて、どこかで道端に捨てられたのかと」。この小さなラスベガス市では、探している人がいればまずこのメイン公営シェルターに問い合わせが来る、もしくは住民用の探し犬サイトで容易に「探しています!」というポストが見られます。でもこの子を探している人はどこにもいないそうです。
我が家に来て3日目ですが、毎晩スヤスヤ寝ています。問題はすさまじい下痢。かぼちゃのスープ(整腸効果あり)をあげたり、半日胃を休めたり、いろいろやっていますが3日間治りません。しかも血便。かぼちゃのスープをあげたら血はなくなりましたが、完全に水です。
今日治らなかったら明日、シェルター併設の動物病院に連れていく予定です。
私も走り回って(室内にも下痢するもんで^^!)血尿が出そうなほど疲れています笑 でも大丈夫。もう少しでアメちゃんも私もくつろげるようになるはずです。
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