風疹ワクチン予防接種への助成を岡山県に求める署名のお願い♪
Sep
26
昨年~今年の風疹の大流行を受け、“風疹の流行を止めよう緊急会議”が全国に広がっています。
流行の背景には、日本では妊娠を希望する年代の男女に対してワクチン接種が十分に行われなかった歴史があります。
今回の流行は落ち着いてきましたが、ここできちんと対策をとらなければ、何年後かにはまた同じような流行が起こると考えられます。
風疹抗体を持たない妊婦さんが妊娠初期に罹るとお腹の中の赤ちゃんが感染し、生まれつき目や耳(白内障や難聴)、心臓などの病気を持つ先天性風疹症候群(CRS)の赤ちゃんが生まれる確率が高まります。
47都道府県のうち、11県が「風疹予防接種の費用助成制度」を創設し、風疹の流行を止める施策を実施していますが、岡山県はまだこのような事業は創設されていません。
そこで、CRSのお子様を持つご家族が、これ以上同じように苦しむ家族を増やしてほしくないという思いで署名活動を始められ、岡山県産婦人科医会が賛同し、当院にも署名を求める文書が届きました。
風疹が流行る前に風疹の予防接種を行っていれば、CRSのお子様が生まれることを防ぐことができ、また妊婦さんがCRSを心配して中絶という選択をすることも防げます。しかし、風疹ワクチン接種費用負担のため、またその重要性を知らないために、残念ながら将来子供を持ちたいと思う全ての男女が風疹接種を行い、風疹に対する抗体を持っているという状況にはなっていません。
当院も全面的に協力していきたいと思い、本日院長をはじめ、スタッフ全員が署名いたしました。当院を受診される患者様で、ご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、是非ご協力をお願いいたします。
Posted at 2013-10-19 06:17
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Posted at 2013-10-24 10:40
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