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高知で今話題の“一豊の妻”

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高知で今話題の“一豊の妻”
今、高知では来年のNHK大河ドラマ『功名が辻』(司馬遼太郎作の山之内一豊を描いた小説のドラマ化)が話題になっています。

 一豊の最後の居城は高知城。
写真は、上から高知城、高知場内の板垣退助の銅像、一豊の妻とその馬、吉田茂が書いた碑銘。
 高知城の前には何故か黒塗りの車。県庁がお城の敷地内にあるので公用車かと思えば、何とタクシーでした。確か、この門が国宝でした。
 板垣退助は『板垣死すとも自由は死せず』のあの板垣です。板垣の銅像は在っても、一豊の像は在りません。
 一豊の妻とその馬の銅像は、板垣退助の銅像よりはるかに上段にあり、像も大きく堂々としています。でも、馬はどう見ても農耕馬、駄馬に見えますが、昨今の競馬場でのサラブレッドを見慣れているからでしょうか。
 一豊の妻とその馬の銅像を建てようとしたときも、山之内一豊の銅像を、と言う話にはならなかったようです。
 馬に手綱がありません。へそくりで馬を買うのに精一杯、手綱まで廻らなかった? とバスガイドが言っていました。

#その他

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Commented by ユタロウ
Posted at 2005-06-04 01:56

山内一豊の妻の話は、今の若い人達は知っているのかな?
多分知らないだろうな。それにしても一豊の妻の銅像があって一豊の像が無いのはどういう事なのかな?

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Commented by 馬場です。
Posted at 2005-06-04 12:31

コメントありがとうございます。

 一豊の妻の銅像が在って一豊のそれが無い。理由は明白のようです。
 司馬遼太郎の小説『功名が辻』に拠れば、一豊の妻が素晴らしい人物で、内助の功と言うより、一豊を手玉にとって動かし且つ、一豊自身の存念で行動したように思い込ませる、巧みな夫操縦術。  更に時代の流れを良く読み取り、一豊をして、始めは織田に仕え、次に秀吉に乗り換えて6万石、最後は家康に情報提供で20万石以上の大名と成る、そのように誘導したのが、『一豊の妻』と描かれています。

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