お待たせしました。
開業から4年間の治療成績をご報告します。
2008年5月より2012年4月までに、
当院受診された不育症の患者さんは、2128名でした。
また、
5回以上の移植治療が妊娠反応陰性か化学流産した
着床障害の患者さんは、294名でした。
2012年9月の時点での
当院治療成績が集計できましたので、
当院ホームページの治療実績をご覧ください。
不育症治療の全体的成功率は、
1回の妊娠につき、81%でした。
342名(当院受診の16%)が40歳以上であり、
治療成功最高齢は45歳の方でした。
40歳以上の不育症治療成功率は、54%でした。
また、
着床障害(5回以上)の全体的成功率は、
1回の治療につき、31%でした。
85名(当院受診の29%)が40歳以上であり、
治療成功最高齢は46歳の方でした。
40歳以上の着床障害(5回以上)治療成功率は、
16%でした。
今年も、
開業4年目に受診された
500名以上の患者さんのカルテを
すべて自分の目で、再度チェックして集計しました。
いろいろな思いがよみがえってきましたので、
集計するのに、一か月間も、かかってしまいました。
当院の最大の特徴として、
身体的原因だけでなく、
精神的原因についても、
その検査と治療を行っていますので、
年々、
年齢因子が高く、
他院からの紹介による難治性患者さんが
増えてきています。
40歳以上の場合、
卵(胚)の偶然的な染色体異常率が増加しますので、
運命的な側面も加わり、
どうしても成功率は低下してしまいますが、
これからも、
心身両面からの
精一杯の
最良な治療を行ってまいります。
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