2009年2月4日より、約14年間、
807題のブログを書いてきました。
アクセス数は2,287,504になり、
1日平均約450になります。
治療の参考になる 「注目ブログ」
とは別に、
私のこころのつぶやきを書いた
「こころブログ」 を抜粋してみました。
お時間があれば、
一度覗いてみてください。
子宮に血栓が起こりやすい異常
があった場合、
アスピリン治療が基本ですが、
改めて、
いつから?
いつまで?
飲む量は?
注意点は?
について説明します。
(いつから?)
基本はタイミングをとったとき、
また、移植した日からです。
移植前から飲むと、
移植操作中に子宮口から
出血する可能性があり危険です。
(いつまで?)
基本は妊娠28週までです。
(飲む量は?)
検査値と体重により適量が決まりますが、
検査の異常値のレベルが低く、
体重がほぼ平均的な場合、
バイアスピリン100mgを2日に1回1錠
が基本です。
量が多すぎると出血しやすくなり、
また、血管収縮が起こり、
治療効果が弱ってしまいます。
(注意点は?)
アスピリンを飲む目的は、
血栓予防のためですから、
同時に、
水分をこまめに1日1.5リットル以上
飲んでください。
また、妊娠中に
生理の2日目以上の出血があったら、
自分の判断で、即、服用中止してください。
飲み続けると子宮内に血腫ができて、
胎盤が剝がれてしまう危険があります。
服用を中止しても、
アスピリンの効果は1週間ぐらいあります。
時間的にも費用的にも、
医療機関の検査・治療が困難ならば、
まずは自分でできる治療を
してみてはどうでしょう。
一番大切なことは、
自分の気持ちを和らげることです。
そのために、
身体全体を頻繁にストレッチして、
血行をよくしてください。
水分をまめに取ってください。
1日1.5リットル以上が目安です。
サプリ等、あまり細かいことにこだわらず、
いつもの生活を忙しく過ごしてください。
自然妊娠ならば、
1回につき約60~90%の確率で、
体外受精・移植ならば、
1回につき約20~30%の確率で、
授かりますよう、
神様にお祈りして、
ゆだねてみましょう。
赤ちゃんは授かりものです。
移植してから着床完了までに
約10日間かかりますので、
この間の着床過程の障害を、
「ごく初期の不育症」として、
当院では検査・治療しています。
着床障害の検査を保険内で検査するには、
保険病名を不妊症とし、
その原因の可能性がある病名を
疑い病名として、
一部の検査が保険内でもできます。
当院では、
不育症も着床障害(不妊症)も
約2回の通院回数で
保険内の検査が可能です。
3回目の受診で結果説明と、
必要ならば治療開始となります。
検査費用は約1万円です。
体外受精の保険のための病名は「不妊症」ですが、
2回以上流産すれば、「不育症」という別の病名が
加わったということです。
昨年の4月からの体外受精の保険適用により、
一部の体外受精クリニックは未だ混乱しており、
「混合診療」を正しく理解していないようです。
当院のホームページの「よくある相談」の
最新項目(Q30)に、
詳しく説明してあります。
移植の時期に問題があるかどうかの
ERA検査は、
近年注目されていますが、
否定的な報告もあります。
非常に信頼性が高い
米国医学会の発行する医学総合雑誌(JAMA)
の2022年12月号に、
ERA検査して移植の時期を決定しても、
標準的な移植の時期の生児出生率と比較して、
有意な改善はなかったことが、
発表されました。
研究参加者は、
PGT-A正常胚の移植を受けた767人であり、
研究設計は、
2018年5月より約3年間での
米国東部の30の多施設における
二重盲検無作為化臨床試験です。
(JAMA. 2022;328:2117-2125)
月経痛と不妊の主な原因である
「子宮内膜症」は、
生殖年齢女性の約10%に
発生しているようです。
子宮内膜症が発生する主な原因は、
月経血が卵管からお腹の中へ逆流して、
お腹に炎症、癒着が起こるからだと
言われています。
お腹に持続的な炎症が起これば、
「免疫異常」が発生しているはずです。
近年、
子宮内膜症が子宮内膜に
影響を及ぼして、
「着床障害」をもたらすことが
提唱されています。
子宮内膜機能の低下の
一因として、
免疫細胞から分泌される
TNF(tumor necrosis factor)α
(腫瘍壊死因子)が
関与していることが示されています。
TNFα は、腫瘍壊死因子と言って、
免疫細胞が出す強力な攻撃物質であり、
以前より、
動物実験で
流産を引き起こすことがわかっています。
検査は当院で可能です。
2020年3月からの
新型コロナ感染対策として、
遠方からの受診制限等を
行ってきました。
この間、多くの患者さんに、
ご迷惑をおかけしています。
現在も、診療時間、受診受付等を
縮小しています。
2008年5月より2022年4月までの、
14年間の「治療実績」を
何とかまとめることができました。
過去の流産回数2~16回、
平均年齢35歳、
不育症初診者、5006名のうち、
治療された2073名の
治療成功率は、78% でした。
40歳以上の方の
治療成功率は、56% でした。
過去の胚移植回数5~28回、
平均年齢38歳、
治療された1605名の
治療成功率は、24% でした。
40歳以上の方の
治療成功率は、12% でした。
詳細は不育症と着床障害の
治療実績をご覧ください。
「治療実績」以外にも、
「当院の特徴」、
「検査」、 「治療」、 「原因」
の内容を更新しましたので、
チェックしてみてください。
コロナにロシアに物価上昇と、
昨年は息苦しい毎日でした。
今年こそ、
もっと気分良く
過ごしたいものです。
今年こそ、
元気な子を授かりますよう、
お祈りしています。
子宮内の細菌の遺伝子検査(EMMA,ALICE等)
の問い合わせがよくあります。
当院では行っていません。
商業ベースの高額な検査であり、
治療的価値が低いと考えられるからです。
アレルギー、 ストレス、
細菌感染、 ウイルス感染、
生活習慣の乱れ
などの原因により、
「免疫」が動くから「炎症」が起こり、
「炎症」を引き起こす免疫の異常が
着床不成功、
流産を引き起こしています。
細菌の遺伝子検査による
抗生物質、乳酸菌治療で
良い結果が得られないならば、
「免疫」の精査をして、
「免疫」の寛容状態を引き起こす
治療(ステロイド、ピシバニール等)
が最良の道と考えられます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account