心が張りつめている状況のなかで、
自分では考えてもいなかったようなことが
自分に起こると、
つい、
カッ となってしまいます。
カッ となって、
怒りが爆発して、キレてしまうと、
後が大変です。
反対に、
カッ となって、
何とか、その場は我慢できたとしても、
その後、何かと、うまくいきません。
あなたにストレスがたまるからです。
カッ となったとき、
一般的には、
「あなたは~~~だ。」
と、
相手を主語にして
相手を非難してしまいますが、
これはダメだそうです。
売り言葉に、買い言葉で、
非難の応酬が始まりますから。
うまく怒りを鎮めるひとつの方法は、
カッとなったとき、
「私は~~~です。」
と、
自分を主語にして
できるだけ、具体的に、
表現することだそうです。
たとえば、
「私はがっかりしています。」
「私はびっくりしています。」
「私は残念です。」
「私は悔しいです。」
「私は困っています。」
と。
怒りを、
自分を主語にして、表現できれば、
その後に、
怒りの原因を分析できるようになるそうです。
たぶん、
その原因は
「あなたが想定していなかった出来事」
によるもののはずですから、
その想定の範囲を広げてみれば、
また、
広げることができれば、
まずは、
怒りをうまく鎮めることができる
と思われます。
ただ、
パニックになってしまうと、
実際にはなかなかうまくいきませんが。
心の鍛錬が必要ですね。
「短期は損気」。
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