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236. 可能性があるかぎり

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236. 可能性があるかぎり
ここ一か月間で、
おひとりがアメリカ西海岸へ、
おひとりがタイへ、
卵子提供による体外受精・胚移植を受けるため、
渡航されました。


その多くの方が、
移植前に、胚(卵)の
着床前診断(PGD)か、
着床前スクリーニング(PGS)を受けており、
卵(胚)の異常(染色体異常)(卵の質の異常)
の確率を相当、低くしているはずなのですが、

それでも、
なかなかうまくいっていないのです。


当院では、
卵の質の問題以外の、
子宮内膜の環境を整える治療を担当していますが、

その多くの例で、
過剰な精神的ストレスと同種免疫系の変調が
確認されています。



赤ちゃんに会いたい!
悔いのないように生きたい!


その必死の、必死の想いを
強く感じています。


一時的な精神的過緊張を緩める治療と、
同種免疫系の変調を整える治療を
同時に、
させていただくことにより、

可能性があるかぎり、
患者さんの想いを
支えたいと思っています。


可能性があるかぎり、
自分の想いを
暖め続けてください。

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