250. 血液をサラサラにする治療をしても流産した場合
Oct
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をしても流産したとき、
流産絨毛の染色体検査をすれば、
その治療が有効であったのかどうかわかります。
染色体検査が正常だった場合、
その治療法では効果がなかったということですので、
その場合は、
他の原因があるわけですから、
それを見つけて治療しなければ、
また、
辛い結果となる可能性が高いのです。
着床障害の場合は、
移植して妊娠判定まで育たなかったとき、
あるいは、化学流産に終わったとき、
流産絨毛の染色体検査はできませんので、
血液をサラサラにする治療が効果がなかったのかどうかは、
わかりませんが、
移植後より、
アスピリンを内服していて、
3回以上うまくいっていなかったら、
それ以外の原因があるのでは?
と、考えてください。
その原因のひとつとして、
ご本人も気が付かないまま、
「精神的な要因」
が増大していることが
よくあるのです。
たとえば、
移植したその夜から、
下腹部がチクチクしたり、
下腹部が重く感じられたり
そんな感じを
よくするようになってきていませんか?
移植した日から、
何かピリピリしていたり、
怒りっぽくなっていませんでしたか?
そのように感じる主な原因は、
精神的な過緊張や
過剰な不安、恐怖心によるものですよ。
そのような精神状態が、
アドレナリン様物質を介して、
子宮内のらせん動脈、毛細血管を
細くしてしまい、
子宮内環境を虚血状態にしてしまう
可能性が高いのです。
Posted at 2013-10-21 23:54
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