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  • 372.私の論文「反復着床不成功と反復流産」の要旨 

372.私の論文「反復着床不成功と反復流産」の要旨 

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372.私の論文「反復着床不成...
2015年6月発行の「産婦人科の実際」
(金原出版株式会社)という医学雑誌の、
特集 「Stop the 流産」に、依頼論文を書きました。

日本医科大学産婦人科教授の竹下俊行先生が
企画された最新の特集です。

定価が2700円+税です。
関心がある方はご購入ください。


(要旨)
近年、反復着床不成功でもあり、反復流産でもある患者は増加してきている。反復着床不成功も反復流産も胚が子宮内に接着してから、どの時期に発育停止するかの違いである。その原因は胚の染色体異常か、子宮内環境の不都合化に分けられる。胚盤胞の胚の約50~70%、初期流産絨毛の約50~70%に染色体異常があることが報告されている。その多くが偶然的な数的異常であるので、反復した着床不成功・流産では、連続する子宮内環境の不都合化による可能性がある。子宮内環境の不都合化には、身体的な因子だけではなく、精神的な因子が存在している。

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