妊娠女性が抗SS-A自己抗体
を持っていると、
出産児に先天性心ブロックが発症する
可能性があることは、
以前(1983年)より報告されています。
抗SS-A抗体の保有率は
約1%であり、
抗体保有女性からの出産児の
約1%に、
先天性心ブロック児が発症すると、
推定されています。
近年、抗SS-A抗体の測定方法別と、
抗体価別の罹患率が判明してきました。
抗SS-A抗体の抗体価が高いほど、
先天性心ブロックのリスクが高まる
傾向にあるのです。
また、抗SS-A抗体陽性女性の
妊娠管理の方法も、
ある程度判明してきています。
抗SS-A抗体は
妊娠中期の死産にも
関係している可能性があります。
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