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753. 続発性の着床障害

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十月桜 十月桜
着床障害とは、一般的に、
(PGT-A正常胚も含めて、)

良好胚を3回以上移植しても、
妊娠しないか、
化学流産に終わった状態
と考えられています。


しかし、実際には、
胚移植により、
超音波検査で「胎のう」
あるいは「心拍」が一回は見えて、
その後、流産され、

それ以降、
3回以上連続して
胚移植失敗を経験されている方が
多く受診されています。


既存の定義では、
1回は妊娠できて
胎のうまで見えたのですから、

妊娠できない状態と考えられる着床障害
ではないので、

すべて受精卵の問題と考え、
当院の受診が遅れたようです。


この場合、定義的には、
着床障害とも言えず、
不育症とも言えませんが、

「続 発 性の着床障害」
と考えられます。


妊娠・流産(手術?)により、
過度な精神的ストレス、
子宮内の炎症による免疫異常、
ホルモン異常(プロラクチン、甲状腺)等が発生し、

子宮内にも問題ができた
可能性があるからです。


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