41. 体外受精の連続不成功例と着床障害の関係
Jul
20
胚盤胞移植を3回〜5回以上行っても、
着床判定、あるいは妊娠判定までも維持できない場合、
「着床障害」
の可能性が高いと考えられます。
最近、「着床障害」 の原因のひとつとして、
「拒絶の免疫異常」
が特に注目されています。
拒絶の免疫異常の主役としては、
「NK(ナチュラルキラー)細胞」、 「M-CSF」などが関係しています。
これらの免疫因子は、複雑なことに、
精神的因子とホルモン因子の影響を受けますので、
「着床障害」
の検査としては、それらも含めて行う必要があるのです。
そのうえで、すべての因子に対して、
過剰なぐらいの予防治療が、
「着床障害」を、克服する方法であると考えています。
移植前日から移植後の判定日まで、
普段どおりの生活を送られていましたか。
過剰な緊張、過剰な不安があれば、
自分の意思とは反対に、
免疫系は拒絶反応が優位になってしまいます。
不眠、下腹部痛等は、ひとつのサインかもしれません。
Posted at 2009-07-21 02:59
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