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66. 意志あるところに道がある

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66. 意志あるところに道があ...
流産を繰り返して、初めて不育症という異常を知ったことと思います。
最初の頃は、妊娠イコール出産と思っていたことでしょう。

今では、できるだけ早く妊娠したい、
しかし、怖い。

もう一度流産したら、自分の心は凍り付いてしまうかもしれない。
自分が自分でなくなってしまうかもしれない。
流産は、もう受け入れられない。

これ以上、何をがんばればいいのか。
何を信じたらいいのか。


私はこのような患者さんを多く診ていますが、
「身も心も過剰に頑張りすぎると、
赤ちゃんは、すり抜けて逃げていってしまう。」
ような感じを抱いています。

赤ちゃんは神様からの贈りもの。
がんばり過ぎない程度に、コウノトリを待ちましょう。

妊娠されたら、結果を求めずに、
まずは、妊娠できたことに感謝してみてください。
小さな赤ちゃんの命が、
あなたのお腹の中に宿ってくれたのですから。

妊娠中の一日一日の時間を幸せに思ってください。

もし、仮に、また天国に戻っていってしまったとしても、
それまでの幸せの時間をいただいた
と考えてみてください。


もし、最後まで、赤ちゃんが出産してくれなかったとしても、
あなたは、充分がんばったのですから、
ご夫婦で充分がんばったのですから、
その代えがたい経験が、
ご夫婦のその後の人生に、
何かの道を授けてくれる
と思います。
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Commented by りお
Posted at 2009-12-07 07:41

救いを求めて、いつも拝見させて頂いています。

今回のお話、心に響きました。
お腹に宿ってくれたことに感謝。
本当にそうですね。
ありがとうございます。

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