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70. 嫁(か)して3年、子なきは去れ

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70. 嫁(か)して3年、子な...
日本の古くからのことわざのひとつです。

女性にとって、結婚するということは
男性の家に嫁ぐ
ことを意味している場合がよくあります。

苗字(みょうじ)とは、家の名ですから、
結婚して苗字が変われば、その家の一員になるわけです。

また、多くの女性は、夫のことを無意識に(?)
主人と呼んでいますが、
その言動の根底には、
家を意識させる意味もある
のではないかと思っています。


嫁いで、
流産を繰り返して、
夫にすまないという気持ちと、
自分自身の女性としてのふがいなさに
押しつぶされそうな状態のなか、
たとえば、
あなたが、
この正月休みに、
旦那さんの実家で義理の兄弟姉妹と会ったとします。

そのなかに順調な妊婦さん、
あるいは、
出産直後の幸せいっぱいの婦人が
同席していたとします。


非常につらかったことでしょう。

嫉妬心が芽生えたことと思います。


それが普通の感情です。
自分をいやしめないで下さい。


これからは、
近い未来のあなたの赤ちゃんのために、
あなた自身の居場所を確保してください。

あなたの居場所が居心地良くなければ、
あなたの子宮のなかの赤ちゃんも
居心地が悪い環境にいることになるからです。


周りの人に余分な気配りをしないこと。
いやな環境は、できるだけ避けること。
少し、今以上にわがままになること。

それが
近い未来のあなたの赤ちゃんのためですから。
#ブログ

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Commented by ふうり
Posted at 2010-01-05 06:11

青木先生、はじめまして。


いつも先生の言葉に励まされています。

昨年7月に妊娠8週にて第1子を流産致しました。

年齢も今年36歳ということもあり、先の見えない不安な毎日を過ごしています。
私より後から結婚した人達が次々に妊娠、出産を重ねていく中、どうして私だけ・・・と卑屈になり、まわりのおめでたを素直に祝福できません。

先生のおっしゃる、
「周りの人に余分な気配りをしないこと。
いやな環境は、できるだけ避けること。
少し、今以上にわがままになること。」

とても心にしみました。ありがとうございました。

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Commented by 青紫
Posted at 2010-01-05 20:35

青木先生こんにちは。


今回のブログのタイトルにドキッとして思わずコメントさせていただきました。

私は流産を繰り返し、結婚して今年で6年目を迎えるからです。

昔なら、私は嫁失格になっていたのであろうか・・・と。

そして私も正月には主人の実家に数日泊まるのが決まりみたいになっていて、順調に出産された方達に会う機会も多く、
自分の中のマイナスな黒い感情をどうする事もできず、そんな自分にも自己嫌悪し、どうにもならない時があります。

今回も先生の言葉に救われました。

・・・それが普通の感情であること。

まるで私の事を先生に見透かされているようでコメントせずにはいられませんでした。

私は自分の気持ちを言葉にするのが上手くできませんが、先生が代弁して下さるかのようで、ブログを読むたびに涙があふれてきます。

いつも温かい言葉をありがとうございます。
長くなってしまってすいません。

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Commented by KUMA
Posted at 2010-02-01 15:27

昨日、去年の夏結婚した主人の妹が安定期に入り順調との知らせを聞きました。

流産を4度経験している私は、素直に喜ぶことができず,,,そんな自分に不満が募り、助けを求めるように、ブログを拝見させていただきました。
先生の言葉が心に沁み、心が軽くなりました。
ありがとうございました。

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