ドクター青木の不育症・着床障害ブログ

妊娠反応があり、受診させていただきました。

これまでの病院では初診時から諦める心の準備するような話で始まるパターンが多かったせいか、今回も妊娠判明の嬉しさとともに、ものすごい緊張と不安に襲われました。

妊娠反応で病院に行く＝不安な話を聞くというイメージができていたのかもしれません。

幸いすぐに受診する事ができ、青木先生のお話を聞いていたら緊張が緩んで、受診後に看護士さんの前で涙が出てしまいました。

自分でも、泣くほど緊張していたとは気づきませんでした。


６度目の妊娠にして、初めて初診で「いい感じだと思いますよ」という言葉を頂きました。

あまりにも早く受診しすぎたかしらと思っていましたが、私の心にとってはとても助かりました。

それでも、時々止めようのない不安感が拭えず、薬のお世話になったりしています。


できるだけ、４次元に思いを馳せながら、普段通りの楽しい日常を送るようにしたいと思います。

不育症に関わる経験のすべてが、人として自分を深める事ができるか試されていることのような気がします。

3度目の流産から2年経ちました。

この2年間不育症の検査を重ね、ようやく治療法が見つかり、1歩踏み出した気がします。

私は手帳に流産した日に印をつけて、その日、心の中で産めなかった我が子に話しかけます。ただ、今年はそれができませんでした。

自分は流産してない、全部夢だと思いたかったからです。忘れてはいけない過去だと思いますが、信じたくない気持が強いです。

何か心を落ち着かせるものを探し、天国の我が子に話せるようにしたいと思います。