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posted 2016-08-30 07:04
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
約二か月振りの投稿になってしまいました。 内容は、前回の続編です。 合氣道は「争い」の道ではなく、「愛」と「調和」、つまり「平和」への修行の道である、とは今更説明するまでもないかも知れません。 ところで、心身統一合氣道創始者であられる藤平光一先生の教えに「争わざるの理」というものがありました...
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posted 2016-06-14 01:05
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
今から30年以上前の話です。 当時、実心館道場の子どもクラスで村山實先生から、合氣道にはどうして試合が無いのか、二つの理由を教わりました。 その時は、小学生でも解かる易しい言葉でお話されていましたが、内容はざっと以下のようなものでした。 一つは、命を懸けた真剣勝負にはルールも審判も制限時間も...
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posted 2016-05-17 21:31
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
稽古を重ねて自己の内に構築すべき「本質的感覚」、いわゆる「心身統一」や「丹田」や「氣」の感覚といったものは、自身の計画通りに、稽古をすればした分だけ養われていく、といったような甘いものでは決してありません。 間違ったやり方(我々の世界では、「力む」「争う」「ぶつかる」というのが三大悪業だと言えま...
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posted 2016-04-18 22:08
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
約一カ月振りの投稿です。 先ずは、熊本の大地震で亡くなられた方の御冥福をお祈りすると共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 さて、先月3月28日(月)に都内某私立高等学校にて、久し振りに出張体験講習会を行なって参りました。 当初、お問い合わせ下さった先生のお話では、C君というベル...
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posted 2016-03-14 13:47
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
約一か月半振りの投稿です。 昨年の十月に、NHK・Eテレ「100分de名著」という番組で『菜根譚』が採り上げられており、その中で、『菜根譚』後集九四の文について、解説の湯浅邦弘先生(大阪大学教授、中国哲学)が非常に心に残る言葉を仰られていました。 この話はいつかブログにも書いてみようと、ずっと...
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posted 2016-01-25 21:58
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
練心館では毎年、鏡開きの時に「館長年頭挨拶」として、新年に当たり、その年の「子どもクラス」のテーマ・方針を保護者の方々に向けてお話してきました。 今年の鏡開きは、1月17日(日)に無事執り行われましたが、その時の話の内容をここに記そうと思います。 毎年、原稿は用意せず、頭の中にある大体の内...
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posted 2015-12-23 19:24
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
『徒然草』 第百五十段 能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。 未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む...
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posted 2015-11-09 11:23
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
11月2日(月)に、元・代々木ゼミナール英語科講師の帆糸満先生が練心館に来られました。 その一週間ほど前に、帆糸先生の息子さんからお電話を頂き、「父が貴方のブログを読んで非常に感激しております」「是非、直接お会いしたい、と申しております」とお話がありました。 https://jp.blogur...
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posted 2015-10-20 22:47
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
お稽古の中でふと考えたことです。 合氣道の基本の立ち方として、左足を前にする「左半身」、右足を前にする「右半身」というのがありますが、練心館ではつま先を「ソ」の字に開いて、お臍を中心に「正中線」を真っ直ぐ前に向けるように指導しています。 実はこの立ち方、古流武術に照らし合わせると、「半身」では...
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posted 2015-10-06 06:31
合氣道練心館 館長所感集
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renshinkan
10月3日(土)の夜、NHK・Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」という番組で、言わずと知れた「さかなクン」と、静岡文化芸術大学教授で歴史学者の磯田道史先生の対談が再放送されていました。 実は自分、「さかなクン」の大ファンでして、当初、7月下旬に放送された時もしっかりと番組をチェックしていま...