セルフビルドする方は、だいたい杉板の外壁を選びますね。私も「杉板派」なのですが、倉庫やガレージならともかく、人が住むハウスにこれを採用するのは一般的でなくなりました。 以前、2間しかない「町営住宅」に住んでいましたが、杉板の外壁でした。五十数年建った今もそのまま存在しています。 もちろんコストを下げるためですが、白ペンキを塗った鎧張りのアメリカンハウス(進駐軍家族のための住宅)にあこがれがありました。で、今作っていいるそまつな小屋の次は、絶対杉板の平屋だと決めているのです。そっれも、寝室とリビングしかない2間の家です。 杉板に関することを検索していたら、自分の考えとぴったりの記事を見つけました。 以下、引用 何十年もの間変わらずにそこに建ち続け、その家の歴史をしっかり語れる姿であって欲しい。そんな思いも込めて「劣化」ではなく「熟成」する外壁材として、無垢の杉板を採用しました。新築されたときが一番美しいのではなく、経年変化により、新品では出しえない「味」を楽しんでいただければ、と思っています。 無印良品の家のサイトです。考え方は共感しましたが、やはり形は「無機質/モノトーン/サイコロ型」が多いようです。そのデザインは到底受け入れられません。(つづく)