薪ストーブは「不便さを楽しむ」魅力的な道具ですが、私にとって避けなければならない理由の②は、ストーブの管理です。
以前訳あって、旧東ベルリンの格安ぼろアパートを探すことがありました。もちろんネットでですよ。暖房は「石炭の暖炉」です。石造りの築100年の建物は、うわぁ、このレトロ感がたまらないと思うかもしれません。
でも、石炭を運ぶ、時間をかけて火を付ける、残った灰をバケツで地下まで運ぶ、煙突掃除を頼むなど、管理が大変です。薪ストーブも、これに似た作業が待っています。
私のほうが先に逝くつもりですから(妻は七歳下なので)、高齢者の一人暮らしにはやはFF式の暖房かなと思っています。
梁がむき出しの天井の高い家も掃除が大変なので採用しません。天井埋め込みエアコンもフィルターの掃除が大変です。
まあ、そんな訳であきらめているのです。