虚構の「すてきライフ」を見せつけたいための「芝居」をしている人が、多いとは言わないが、少なからずいるようだ。 人は確かに「見栄」のためにがんばれたりするが、あとに何も残らず虚しさが漂うだけではないか。 ある程度の経済的裏付けは、もちろん必要であるが、お金さえあれば、幸せになるというわけではない。 上の著者の言葉は平易で納得できる。 「今日はどのシャンパンにしよう、フレンチにしようか、イタリアンにしようか、という生活は贅沢で羨ましいようにも思える。 しかし、そのような人が、今晩はどの発泡酒にしようとコンビニの棚の前で考えている若者に比べて、幸せであるとは限らない。」 そうか、幸せに気づくことが必要だし、幸せを感じる力が重要なのだ。 ボンビー父さんも、今の状況を受け入れ、「しあわせ」に気づいて、自分の生き方に自信を持つことが大事なんだね。